33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
霞ヶ浦南岸地域の境目攻防戦についての参考書として
2021-10-23 Sat 00:00
2110162.jpg『境界争いと戦国諜報戦』 盛本昌広著 吉川弘文館
                   2021年 2200円

 盛本先生は茨城県南の市史編纂に関わり、佐竹氏 v.s. 小田原北条氏のまさに境目であった稲敷地域の戦国末期の攻防戦についても詳しい方なので、地元の歴史の参考になると期待して購入した。
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KAGRAの裏で政治の駆け引きが行われているのか?
2021-10-22 Fri 00:00
・ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に
    v.s.
・東京大学宇宙線研究所【オンライン記事並びに週刊誌の報道について】

事情がわからないのでしばらく追っかけてみることにしよう。
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満月の夜
2021-10-21 Thu 00:00
2110201.jpeg満月の光で、真っ白な空。
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久しぶりのポーランド史
2021-10-20 Wed 00:00
2110165.jpeg『中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史』 岡上理穂著
               出窓社 2019年 2800円

ミア・カンキマキさんの『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』を読んだ時に感じたのは、これまでネイティブが思いもよらなかった感覚が提示され驚かせてもらえる、そういう感覚を共有する機会が刺激的で貴重なのだと思った。

ポーランド政府から勲章を貰った岡上理穂さんの著書『中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史』も、異国人からの視点で書かれたと言うことがポーランド人にとっては何か刺激があるのかもしれない(これは読む前の勝手な想像だが)。

著者の岡上理穂さんは私と同い歳で、私がポーランドに興味を持った頃にポーランド留学を始められていて、私がポーランドへ行った1987年はまだポーランドに在住されていたようだ。
時間できたら読んでみたい

 →きっかけは「謎」への好奇心、ポーランドから勲章
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いよいよ秋
2021-10-19 Tue 00:00
気温20度を越える日はほぼ終わりになった様だ。いよいよ秋。お城の季節到来。

2110181.jpg
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荘園 みんな苦手なのかもしれない
2021-10-18 Mon 00:00
2109201.jpeg9月25日に刊行された中公新書の『荘園』が、発売から2週間ですでに3刷りになったらしい。事前予約で買った本が評判になっているのは嬉しいが、自分だけでなくみなさんもよくわからないから買っているのかもしれない。自分と同じように考えるなって声も聞こえてくるが、、、。

第一章 律令制と初期荘園、第二章 摂関政治と免田型荘園、第三章 中世の胎動まで読んだところで、2週間『枕草子』へ浮気した。復帰するにあたりもう一度最初から読み直した。第一章など4回読んだことになる(なのに頭に入っていない orz)。

第四章 院政と領域型荘園
 第三章まででもう十分にややこしいのだが、第一章の初期荘園、第二章の免田型荘園に続き第四章ではいよいよ白河法皇の院政が始まり、その大権にあやかる荘園型が登場、それは鳥羽上皇へと継承され大荘園時代が花開く。鳥羽上皇と美福門院の皇女暲子内親王が受け継いだ荘園八条院領はやがて日本最大の荘園となるが、ここ霞ヶ浦の南岸地域一帯も八条院領の一つであった。八条院は日本最大の荘園領主でありながら、以仁王の子女を匿った他は政治的な動きをすることはなくとさらりと書かれているが、以仁王の平家追討の令旨は八条院領を駆け巡り、歴史の歯車を大きく回していくことになるのだから、表向きはともかく、大きな歴史的役割を果たしたことになる八条院とその荘園だったわけだ。
 それにしても、「封」も「戸」も「便補」もそれ以前の章に出て来ているのだが、「封戸を便補の荘園に転化」といった言い回しの理解は一筋縄ではいかない。中公新書Twitterに、著者伊藤俊一先生のオンライン講演会の希望をリプしておいた。
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そわそわ
2021-10-17 Sun 00:00
毎年ノーベル賞の発表時期が近づいてくると、その賞に値する業績を挙げていることを自覚している方々はきっとそわそわされることだろう。それと比べるのも烏滸がましいが、ここ数日ちょっとそわそわした気分になっている。結果は、、、。
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月のお隣に冥王星、土星、木星
2021-10-16 Sat 00:00
2110151.jpg一昨日は月齢7の月が冥王星と並んだがこれは並んだとは言えないし、昨日は月齢8の月が土星と並んだが雲があって土星は見えなかった。今夜は月齢9の月が木星と並んでいる。
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星空ガチャ
2021-10-15 Fri 00:00
2110141.jpeg薄曇りで低空の星は見えなかったが、車の屋根にコンデジ置いて2秒のタイマーで何が写るか、、、写ったのはヒアデス星団とぎょしゃ座。
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美瑛、美唄、、、 美しい響きの地名
2021-10-14 Thu 00:00
2110101.jpg写真の『枕草子』とはなんの関係もないのだが、挟まっていたしおりに書かれていた「美瑛(びえい)」が心に止まった。丘陵の連なる美しい風景で知られる一方で、アイヌ語の「脂ぎった」という意味を含む美瑛川に由来する地名は景勝地にそぐわないようにも思うと書かれている。これを読んだとき、美唄(びばい)出身の職場の知人のことを思い出した。もう20年も前になるが、お酒を飲みながらの雑談で聞いた出身地は美唄だと言われたとき、咄嗟に思い出したのは富良野と並んで観光地として売り出し中の美瑛のことで、「美唄も綺麗なところなのでしょうね」と何気なく言ったのだが、それに対する返事は意外にも「どこがきれいなものか」というものだった。生い立ちなど詳しくは聞かなかったが、炭鉱に関係していたのだろうとなんとなく想像できた。世代によっていろいろな感慨があるのだろうと、きれいに整備された現在の美唄の写真を見ながら感じるものがあった。
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県北からそば焼酎「檜沢城」がやって来た
2021-10-13 Wed 00:00
2110103.jpg先日、そば焼酎「檜沢城」のことが茨城新聞に載ったのだが、県北でしか買えないので諦めていたところ、思いがけず知人から送られて来た。ごちそうさま、ありがとう。
2年前に県北の「森と地域の調和を考える会」が作ったパンフレットのすてきな鳥瞰図がラベルに使われている。
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令和3年度茨城県芸術祭美術展覧会
2021-10-12 Tue 00:00
2110105.jpeg現在開催中の「令和3年度茨城県芸術祭美術展覧会」に友人の作品が入選し展示されていると聞き、日曜日の午後、水戸の茨城県近代美術館へ行って来た。

2110108.jpegあまりに沢山の作品が展示されているので目当ての1点(末永秀人さんの入選作)を探すのは大変だったが、最後に辿り着いたので、この展示会と自分のテイストとは違うからと事前に聞いていた意味が分かった気がした。そこへ何度も食い込むことに意味があるのじゃないかと感じた。

2110106.jpg予定外に、正野豪勇さん、春日千鶴子さんなどの知ったお名前も発見できた。正野さんの金工作品は賞を与えられていないのが不思議に感じられるほど、ユニークでユーモラスで温かみを感じるものだった。

2110107.jpeg春日さんの織物は草木染めで染めた一本一本を手織りしたもので、さすがの優勝作品だった。
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本家『枕草子』も読んでみよう
2021-10-11 Mon 00:00
2110054.jpeg『ワイド版岩波文庫 枕草子』 池田亀鑑校訂 岩波書店
                  1993年 1500円
『現代語訳 枕草子』 大庭みな子著 岩波現代文庫
                  2014年 1060円

 ミア・カンキマキさんの『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』を完読して、本家『枕草子』をもう一度手に取らないでいられる人は少ないと思う。本格的に読むかどうか、読めるかどうかは別にして、在庫僅少のワイド版と現代語訳を買ってみた。大庭みな子さんの現代語訳は抄訳なのがちょっと残念ではあるが、教科書で知っている『枕草子』とは別人の清少納言の人柄が見えて引き込まれる。
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プロも使うつるちゃんおすすめ品
2021-10-10 Sun 00:00
2110061.jpeg事務所のエアコンの交換作業があった。天井型なので作業がたいへん。新たに点検口を2つ作るための電動ノコの音がうるさいこと。ちらっとマキタと聞こえたので聞いてみたら、全部マキタですと言っていた。プロもバッテリーで囲い込まれているみたい。今日はそれほど暑くなかったので部屋にいる自分にも作業員にも幸いだったが、みなさん空調服を羽織っていた。どちらもノウカノタネのつるちゃんおすすめアイテムだ。

 →ノウカノタネ:買って良かったものランキング2020【全国農家】
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流鏑馬以外の射芸 その中でも馳射 そして小笠懸
2021-10-09 Sat 00:00
先日の「武士はまず射芸の職能者だった」で紹介した川合康氏の『源平合戦の虚像を剥ぐ』によれば、源平合戦当時(あるいはもう少し前の時代)の理想の武士が備えた射芸には、馳射(はせゆみ:馬を走らせながら矢を射る)、待射(まちゆみ:馬上から待ち伏せして矢を射る)、照射(ともしゆみ:?)、歩射(かちゆみ:馬を降りて矢を射る)、騎射(うまゆみ:馬上からの射芸一般)、笠懸(かさがけ:以下)、流鏑馬(やぶさめ)、八的(やつまと)、三々九(さんざく)、手挟(てばさみ)などがあったようだ。

近年、一部の神事は別にして、各地のイベントで披露される古式馬術の中では流鏑馬だけが目立っているが、その他の射芸はなかなか見る機会がない。この中で頼朝が特に奨励したのは馳射の芸とのことで、それに該当するのは笠懸と流鏑馬になると思う。流鏑馬に比べて笠懸はほとんど知られていないと思うが、Wikiなどを見ると笠懸には遠笠懸(とおかさがけ)と小笠懸(こがさがけ)があるとされる。

遠笠懸は、普通の笠懸のことで、小笠懸よりも的までの距離が遠く、疏(さぐり:馬の走路)から5杖〜10杖(約11.35m - 22.7m)離れたところに立てた木枠に、直径一尺八寸(約55cm)の円形の的を一つ紐で3点留めで吊るす。
2109301.jpg小笠懸は、遠笠掛を射た後に踵を返し馬場を逆走して射る。つまり、流鏑馬や遠笠懸は弓手(ゆんで:左手)側へ射るが、小笠懸は馬手(めて:右手)側に射る。的は一辺が四寸から八寸程度(約12cm - 24cm)四方の木製板で、「埒」から1杖前後(約2.3m)離れた所に地上から低くして置かれる。

右利きの者が騎射する場合、弓手側の敵は射易いが、馬手側の敵を射るのは難しい。実戦で馬手側の敵をみすみす逃さないための日常訓練として小笠懸が考案されたのだと思う。ネットで笠懸の動画を探したが、遠笠懸または的を低くした流鏑馬はたくさん見つかるが小笠懸の供覧は少ないようだ。

ようやく見つけたのが京都上賀茂神社笠懸神事の写真で、下のリンクの2枚目がそれだ。[上の下手くそな絵はそれを参考にした]
 →京都観光Navi:笠懸神事【上賀茂神社】
また、大久保ヤマト氏のイラストが、小笠懸の体の使い方の特徴をうまく表現している、と思う。
 →大久保ヤマト氏:【小笠懸】北条時宗
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10月中旬になっても29度予報
2021-10-08 Fri 00:00
2110071.jpg気温24度くらいの日が多くなってきたが、時々28度とか29度とか18度が混ざって、日替わりで半袖と長袖を着ている。
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9月の晴天日数
2021-10-07 Thu 00:00
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 0夜 0夜 0夜 1夜 0夜 0夜 1夜 0夜 0夜 1夜
3等星級 9夜 6夜 4夜 3夜 9夜 7夜 4夜 4夜 4夜 1夜
1等星級 4夜 3夜 9夜 7夜11夜 9夜12夜 7夜 5夜 3夜
____17年18年19年20年21年
すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜
3等星級 6夜 4夜 3夜 3夜 8夜
1等星級 6夜 4夜 2夜 9夜 3夜
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島崎城(潮来市)
2021-10-06 Wed 00:00
2110052.jpeg潮来市の島崎城で歴代供養塔発掘現場の見学会があると聞いて、20年ぶりに行って来た。

2110051.jpeg数年前から地元の城址保存会が活発に活動していると耳にしていたが、確かに見違えるような景観になっていた。散策途中、孟宗竹の伐採をやって来た帰りだと言う方に行き当り、見所を案内していただいた。

2110053.jpegパイロンが立っている場所が今日の見学会の目玉部分だが、その他のあちらこちらに謎々が散りばめられている城址だと感じた。
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清少納言推しの日本語できない外国人とセイとの対話
2021-10-05 Tue 00:00
2109251.jpeg『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』
   ミア・カンキマキ著 末延弘子訳 草思社 2021年 2000円

 NHK「高橋源一郎の飛ぶ教室」9月10日放送のヒミツの本棚のコーナーで紹介されていた。その内容が面白かったので早速注文したらドドーンと500ページの本が届いた。読み始めたら面白くて、『荘園』は一旦お預け。まぁ、世界最古の清少納言や紫式部たちの宮廷女流文学誕生を支えたサロンも荘園の上りで運営されていたのだからちっとも無関係ではない。
 清少納言推しとはいえ日本語のできないフィンランド人ミアさんが、セイ(清少納言)について500ページも何を書くことがあったのだろうか。日本へ来てなにをどう研究できたのだろうか。それを知りたいと思いながら読み始めたのだが、本書はミアさんが、セイの生きた京都の空気を吸いながら、セキも見たはずの景色を見ながら、セイも行った古刹を訪ねながら、セイに語りかけながら、自分自身のことを綴っていく中でより深くセイを理解して、日本人が知ってるつもりで知らなかった清少納言の気持ちを通訳してくれる、そんな本になっている。そして、セイを求めて京都の街を歩き回るミアさんの足跡を地図で辿っていく内に、京都歩きの案内をしてもらっているような気分にもなってきた。

 →文字起こし:【飛ぶ教室】千年の時と国境とことばを超えて
 →音声:ヒミツの本棚【 清少納言を 求めて・フィンランドから京都へ 】
 →著者WEBPage:Mia Kankimäki

 高橋源一郎も言っていたが、本書を読んだら『枕草子』を読んでみたくなる。ところが、なんということだろうか青空文庫では『枕草子』はいまだに公開されていない。与謝野晶子の『源氏物語』は完了しているというのに。仕方がないので岩波文庫の『枕草子』を本棚の奥から探し出してみたが、少し読んだだけで虫眼鏡が必要だと言うことを自覚した。岩波書店のホームページに在庫僅少のフラグが立っているワイド版岩波文庫の『枕草子』を買っておくことにした。
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10月の最初の変光星
2021-10-04 Mon 00:00
2110031.gif今夜の観測:β Lyr3.3等。
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台風一過と稲敷の花火
2021-10-03 Sun 00:00
2110021.jpg台風一過の空は青く、空気は冷たい。が、昼へ向けて気温はグングン上がる。長袖と半袖を日替わりで取り替える毎日。

夜になって表でドンドン音がしている。雷か?と思ったが外へ出ると稲敷市方面の空が赤い。稲敷市のサプライズ花火のようだ。木立の上に大輪の縁が見える。YouTubeでもライブを流していた。残念ながら現地のカメラ感度の不足で画面は暗い。スクリーンショット画像を思いっきり明るくしてこれがやっとだった。
2110022.jpg 2110023.jpg 2110024.jpg

30分ほどで花火が終わったかと思ったら今度は土砂降りの雨が降ってきた。晴れマークは出ていても、目まぐるしく天候の変わる日がしばらく続くのか?
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大型で非常に強い台風16号の通過
2021-10-02 Sat 00:00
2110012.jpg台風16号は大型で非常に強い勢力だが、幸い太平洋を北上してくれたおかげで、日本列島は一部の島嶼部を除き可航半円に入り甚大な被害は避けられたかもしれない。ただ、局所的あるいは通過後に遅れて起こる被害には今後も注意が必要。
[画像は気象庁:ひまわりによる10:00の画像]
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10月の星空予習
2021-10-01 Fri 00:00
★ 9日 10月りゅう座流星群極大。
★12日 いて座φ星の食。関東では潜入だけ見られる。
     東京で、潜入:20:51→出現:地平下。
★18日 十三夜。栗名月、後の月。
★21日 オリオン座流星群極大。満月翌日の月明かり有り。
★25日 明け方の東天で、水星が西方最大離角。
★30日 夕方の西天で金星が東方最大離角。
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台風16号の前髪が掛かる
2021-09-30 Thu 00:00
2109292.jpg台風16号の北端の雲が掛かってきたようで、今夜は早くも皆曇。[画像は、気象庁の気象衛星ひまわり画像のページより]
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予防接種トレイン
2021-09-29 Wed 00:00
2109281.jpeg今年は春以降、次々と65歳を感じさせられるものが届くようになった。最も精神衛生上よろしくないのが介護保険被保険者証だったが、肺炎球菌予防接種、新型コロナワクチン接種(高齢者枠)と来て、今度はインフルエンザ予防接種の知らせが届いた。これまでの人生で受けた予防接種は、幼児時代のBCGと疱瘡、背水の陣だった一浪時のインフル、仕事中に汚染された細い針状の物が指を貫通した際の破傷風くらいなので、今年はもうお腹いっぱいと言う感じだ。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:0
ズバリ!荘園を学ぶ
2021-09-28 Tue 00:00
2109201.jpeg『荘園』 伊藤俊一著 中公新書 2021年 900円

 帯に「中世史の核心に迫る 荘園を知らずして日本の中世はわからない」とある。おそらくその通りなのだと思う。中世は、王権、貴族、寺社、武士の権力争いの歴史と言えるが、なんのために争ったのかと言えば、土地の奪い合いだったとなる。その土地の多くは元々は荘園だったと思う。
 まずは律令制度における土地政策だが、大宝律令制定からまもなく始まる制度の見直しとその崩壊過程の中で、様々なパッチワークがされていくる。その大きな部分が土地制度であり、やがて荘園の誕生へとつながる。摂関政治のなかで律令の土地制度はますます形骸化して荘園制度が発展するが、それはもはや複雑怪奇としか言いようのないもので、とにかく何度も読み返さないと着いて行かれないややこしさだ。一章読んだらもう一度一章を読んで二章へ進む、二章まで読んだらもう一度一章二章を読んで三章へ進む、三章まで読んだらもう一度一章二章三章を読んで四章へ進む、、、と言う感じなので、九章まで行き着くのさぞや大変だろうなと、読み始めた今は思っている。

[追記]その後、第三章まで読んだところで別の本を読み始めてそちらに嵌ってしまい本書は一時中断している。その間に、刊行から1週間ほどで重版になっていることをTwitterで知った。やはりみなさんよくわからないから買うのかな?って自分と同じように考えるなって?
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SSDの温度
2021-09-27 Mon 00:00
2109091.jpeg職場と自宅の間でデータを持ち運びするのに1TBのポータブル・ハードディスク(HDD)を持ち歩いているが、近頃SSDの価格もこなれてきたので、試しにSanDiskの1TB読出最大1050MB/秒のを買ってみた。同じ容量でもHDDに比べて小さいし軽いし読み出し書き込みも速くてほぼ満足と言える。
2109092.jpgほぼというのは、ちょっと気になる点としては、本体温度の上昇があるからだ。これはかなり熱くなる。そこで、非接触温度計で表面温度の変化を測ってみたのが右の表とグラフ。大量データの読み書きは行っていないのでテストとしては軟弱だが、一応43℃を越えない範囲で動作している。後は、寿命がどのくらい保つものなのか、これは当たり外れもあるので使ってみなくてはわからないだろう。しばらくは恐る恐るのお試し使用をする予定だ。
別窓 | Macで天文 | コメント:0
武士はまず射芸の職能者だった
2021-09-26 Sun 00:00
2109191.jpeg『源平合戦の虚像を剥ぐ』 川合康著 講談社学術文庫
                  2010年 1110円

 源平合戦の時代というのは、全国的に内乱が勃発したために射芸の職能者という武士の理想・本領を備えない戦闘員が大量動員され、武士の品質低下の時期だったらしい。頼朝が弓馬の道、特に馳射(はせゆみ)の芸を奨励したのは、東国の技量をアピールするためではなく、衰退を食い止めるための復古的な政策だったということだ。
 本書を読むきっかけは射芸ではなく『平家物語』に登場する「城郭」の実態を確認することだった。城・城郭というとちょっと前までは天守閣のことだと思われていたが、近年の城郭ブームのおかげで土塁や堀で区画された防御施設という認識がかなり一般にも認知されるようになった。しかし、そこまで分かっていても、本書が解明する『平家物語』に登場する城郭の姿は相当奇異に感じられることと思う。どの様なものかというと、道を塞ぐ様に堀を掘って、掻楯(かいだて)を並べて、逆茂木(さかもぎ)を並べる、これこそが「城郭」だという。郭と聞いて頭に浮かぶ取り囲まれた形状のものではなかったらしい。実は、霞ヶ浦南岸の稲敷台地上には、街道を塞ぐ堀と土塁が随所に構築されていた。多くは戦後隠滅したが、いくつかはまだ旧状を止めている。掻楯の代わりに恒久的な土塁にしている違いはあっても、この堀切・土塁で防御するという戦法はどの時代のものなのだろうか。源平合戦時代以降の主な支配者を並べて、志田氏か、小田氏か、鎌倉北条氏か、山内上杉氏か、土岐原(土岐)氏か、小田原北条氏か、蘆名氏かと考えてみる。で、この中の誰かが『平家物語』から学んでいたのだろうか。
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土浦・つくば地域にはすごいまんが作家がいる
2021-09-25 Sat 00:00
2109231.jpg『LUMBAR ROLL 04』 ランバーロール編集部
          タバブックス 2021年 1500円

 一年前、行きつけのカフェで手に取った、漫画と文学のリトルプレス『LUMBAR ROLL 03』に知り合いの名前を見つけた。演劇などのポスター作家、映像作家としては知っていた古山フウさんが『moon drive』というまんがを描いていて、これがまんが第一作とは恐れ入りましたという完成度の高い作品なので驚いてしまった。
 それから1年、今年も『LUMBAR ROLL 04』にフウさんの第3作目が載るというのを知って(第2作『おじさんの塀』はコミックビーム2020年10月号別冊に掲題)すぐさま予約したのは当然だが、今号には山本美希さんの短編も入っていると言うことで期待はいや増しに高まるばかり。で、実際に届いて読んでみて、期待は裏切られなかったどころか、土浦・つくば地域にはものすごい作家がいるものだと、このお二人はこれから独自の時代を作っていくまんが家に間違いないと、確信の太鼓判をドーン!と押したのだった。

 →タバブックス net store
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いよいよ暗黒エネルギーの尻尾を掴んだのだろうか
2021-09-24 Fri 00:00
・星が好きな人の新着情報:もしかすると「暗黒エネルギー」が発見されたかもしれない
 昨年の6月、仮説上の素粒子アクシオンがいよいよ観測の対象になり始めたという楽しみなニュースとして紹介した件(→2020-06-22)の続報。いよいよ尻尾を掴んだのだろうか。
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