33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。65mm小口径望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
星の見えない夜のカタログショッピング 『2009年版望遠鏡・双眼鏡カタログ』
2008-09-04 Thu 21:17
080828.jpg これといって買うあてはなくとも望遠鏡のカタログを眺めるのは楽しい。この前まぁしいさんがコメントをくれた『2009年版望遠鏡・双眼鏡カタログ』(地人書館)を買ってみた。ざっと眺めた限りやはりというか、今すぐに欲しい機材は無い。その代わり、まぁしいさんも言われるように「1970年代の天体望遠鏡「往年の名機&"迷機"」」は読み物として楽しめた。

関連記事→ まぁしいさんの『真鍋星見小屋通信』月報2008年8月(完報)■8/30

 自分が選んだ機種が「名機」と評価されていれば悪い気はしないものだが、反対に「迷機」に入っていたりしたら、「悔しい思いをしたのは自分だけではなかったのか」と三十数年来消えることの無かった心の傷が少し癒されるのかも。
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望遠鏡カタログを眺める
2008-08-24 Sun 00:30
080822.jpg 昨年、天文復帰したときに買った『2007年版望遠鏡・双眼鏡カタログ』(地人書館)は来る日も来る日も眺め続け30年間の時間経過と機材技術の進化を辿る参考になった。そして自分にぴったり来る機種が現行機種の中には無いことが分かりこれも収穫だった。

 今年は春からこちら天候不順で星空が遠のき、その反動のヤケクソで何か買い物しようかと『星ナビ別冊 望遠鏡カタログ2008-2009』を買ってみた。ところがヤケクソ買いしようにも食指を刺激されるものが何も無い。これはこれでまた寂しい限り。
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『広辞苑』の外箱
2008-07-21 Mon 23:56
080721.jpg 『広辞苑』第五版の外箱、ふと見ると天の川の写真でした。因に最新の第六版は違います。
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『新訂ほしぞらの探訪』
2008-06-17 Tue 00:11
0806014.jpg 『新訂ほしぞらの探訪』 山田卓著 地人書館 1995

0806015.jpg 私が昨年星の世界へ復帰して最初に買った本の一つ。肉眼・双眼鏡・小望遠鏡を対象とし、星座、おもな星、星雲星団の解説で構成されている。重星データ、スペクトルなども記載されていて、地味な本ながら隅から隅まで読むとそうとうな情報量だ。
 ゆったりとしたレイアウトのおかげで空白がたっぷりあり、私は観望した重星や星雲星団の印象をそこに短くメモしている。
 なお、著者の山田卓氏は昨年同社から発行された『天文学大事典』の編集主幹であるが、発行を見ずに他界されている。

今夜の観測:夜中にヨメさんがごそごそ流し作業をしている音で起こされたついでに空を見上げると天頂付近に夏の大三角が見えた。寝ぼけ眼で4目測。R Sct5.3等、P Cyg4.8等、AF Cyg7.4等、Y Cyg6.7等。東の空にペガスス、アンドロメダも上がってきている。ついでに、今年初物のM31。

 くもり防止剤の効果、本当にあるようだ。20分ほどの観望時間内には曇ってこなかった。曇らずにこんなに長く双眼鏡を眺められたのは初めての経験。
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『南十字星を求めて』
2008-05-26 Mon 00:20
080517.jpg 『南十字星を求めて』 誠文堂新光社 1981年 1,100円

 今から28年前の1980年3月、関西学院大学天文サークルの4、3、2年生トリオが、生協主催の春の自由ツアーを行き帰りに利用して、ニュージーランド国内を星を求めて走り回る一部始終を紹介した旅行記。4年生のKさんはTS-65Pにカメラ3台同架のかなりヘビーなシステム、3年生のYさんはスケッチをメインに200mmのシュミカセ(セレストロン8)、2年生のTさんはカメラ1台をTS-40Hに同架の軽快システム。当時はまだ海外へ星見や撮影に行くことが一般化していない頃で、日本とは違う常識や習慣などの紹介記事はその後に続く人たちへの良き指針になったと思う。また、私と同世代の3人組の道中の様子にはあの時代の雰囲気が溢れていて懐かしさいっぱいだ。
 本書は合本の体裁をとっていて、後ろ半分はフリーカメラマン藤塚晴夫氏による「南太平洋旅行案内」で、きっと当時はほとんど情報が無かったと思われる各国の事情(星見の情報というわけではない)を簡潔にまとめてある。

 こんな旅が出来る年齢に帰れるものなら帰りたいですね、カノープスさん!そうなんです、この旅をして本書を執筆されたお一人Kさんとは『星を見るための別荘』のカノープスさんだったんです。ugemさん、よくぞ気づいてくれました。
今夜の観測:午後になって雨が止み夕方から雲が薄くなって来た。21時頃になると筋状の雲は残っているが明るい星は見えて来た。期待できそうなので本当に久しぶりにTS65Pを出して土星を眺めてみる。でもやっぱり雲があるので暗い。雲から出ている変光星はないかと探し辛うじてP Cyg4.9等のみ見る。22時前にはほぼ皆曇。オーストラリアやニュージーランドはどこか他所の星のことの様。
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『天文ガイド[インタラクティブ]INTERACTIVE』
2008-05-15 Thu 00:26
080121.jpg 昔からず〜と星を見てきた方は当然ご存知だと思うが、一時期『天文ガイド[インタラクティブ]INTERACTIVE』という『天ガ』別冊誌があった。私が星から離れていた時期の発行だが1冊だけ買ったことがある。私も見ることのできたヘールボップ彗星の他に高橋製作所の歴史が特集されていたので買ったのだと記憶する。

0801212.jpg Summerとあるから3ヶ月毎の季刊誌だったようだ。この号の目次(右写真クリックで拡大)を見ると、こう言っちゃぁなんだが本誌よりも相当内容が濃くて面白いように感じる。毎号毎号これだけの記事を集めるのは大変なことだろう。いつ頃まで続いたのか私は知らないが、このレベルを維持できなくなったのだろうか。
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『BANG! 宇宙の起源と進化の不思議』
2008-05-11 Sun 00:44
0803233.jpg『BANG! 宇宙の起源と進化の不思議』
 ブライアン・メイ、パトリック・ムーア、クリス・リントット著
  ソフトバンク クリエイティブ 2008年 3000円

 AstroArtsの「金井三男のこだわり天文書評」に「表紙だけでもかなりの労作で、特殊なシート加工でビッグバンを表現した絵は、財産になるといってよい。」と書かれていた部分に引かれ、さっそく購入。その表紙の絵というのは、視線の角度によってイメージが変わるあれだ(正式名称が分からない)。目の角度を変えると8パターンが次々と現れてビッグバンをイメージできるようになっている。動画でご紹介↓↓↓。



これだけですが、、、。

 ハッブル宇宙望遠鏡やすばる望遠鏡などに代表される現代の高性能な観測装置によって私たちの目の前に次から次に新たな宇宙の姿が展開されている。一つ一つの画像に感動するだけでも十分なのだがそれが宇宙の進化のどのステージを切り取って見ているのかが分かればもっと楽しいに違いない。この本はそれを実現するための一つの試みといえる。

 本書については『まどぎわ観望日記』のkawashimaさんがすでに楽しい書評を書いてくれていて、そちらもお勧め。
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『星空を楽しむための気象学』
2008-04-26 Sat 00:11
今夜も皆曇。こんな本を読みながら寝ようか。

080228.jpg 『星空を楽しむための気象学』 坂上務 河出書房新社 2005年 1500円

 帯に「光害と公害で覆われた日本列島。満天の星の輝く美しい星空に出会うには、まず日本のお天気の特質をよく知ることです。気象学の基礎と星空観望の実際を解説。」とある。
 だけど、いくら日本のお天気の特質をよく知っても、星空がよりすばらしくなる訳でもなし、、、この皆曇続きが解消されるわけでもなし、、、楽しめる気分になれるとは思えないなぁ。自分が狭量だからかなぁ。
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『パロマーの巨人望遠鏡(上・下)』 ようやく読了
2008-04-24 Thu 00:06
080423.jpg 昨夜は久々に星が見えたが、今夜はすでに下り坂で皆曇。3月8日の記事にした『パロマーの巨人望遠鏡』の下巻の残りをようやく読み終えた。
 下巻に入っていよいよ天文台の場所の選定が始まり、アクセス道路、ドームの建設、鏡筒・架台の設計から建造、鏡面研磨と移送・設置。よくこのプロジェクトが完結したものだという印象を持つほど、どのパートも困難続き。

 このドキュメントの著者D.O.ウッドベリーの筆の冴えと古写真、手書きイラストのおかげで読みやすい本ではあるが、現在であればCaltech AstronomyのPalomar Observatoryのページ (上の写真)にアクセスし、この歴史に残る巨大怪物望遠鏡の姿をWebcamで眺めながら読むのも一興だろう。
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からす かんざぶろの祈り
2008-04-08 Tue 00:21
昨日の春爛漫から一転、今夜は豪雨が屋根を叩いている。

080407.jpg 昨夜スピカの南側の地味なからす座を写しながら鈴木壽壽子さんの『星のふるさと』にあったからす座の十字星のことをふと思い出した。

 おしゃべりが嵩じたためにお仕置きを受けて星座にされてしまったからすが「十字星を見せてあげようか」と壽壽子さんへ話しかける童話風のエッセー。なぜか心に残っている。
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小柴昌俊『物理屋になりたかったんだよ』
2008-03-20 Thu 00:32
080314.jpg 『物理屋になりたかったんだよ』ノーベル物理学賞への軌跡
   小柴昌俊 朝日新聞社 2002年 1000円

 ご存知、1987年に大マゼラン雲に現れた超新星1987Aで発生したニュートリノカミオカンデで捕らえて、2002年度ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生の半生をまとめた本。
 小柴さんは戦後の素粒子物理学史の中で湯川朝永以後の時代を築いて来た世代になる。本書を読むとその時代に起きた素粒子物理学のいろいろな出来事や人々とのエピソードが楽しめる。さすがに私は同時代ではないが、南部陽一郎小田稔中野董夫西島和彦、、、出身大学に縁のある先生方のエピソードを懐かしく読んだ。
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『はい、こちら国立天文台』
2008-03-11 Tue 00:32
080310.jpg 『はい、こちら国立天文台』星空の電話相談室
   長沢工 新潮文庫 2005年 438円

 1999年に国立天文台広報普及室で受けた10729件の問い合わせの内訳は、太陽・月40%、暦・時16%、太陽系19%、宇宙4%、天文台9%、その他12%。

 天文と言えばそうなのだろうが、日の出日の入、月の出月の入時刻の質問がとても多いらしい。私が抱く天文学とか宇宙科学への質問とはだいぶ違っている。だいたい宇宙への質問が全体の4%しかないのには驚く。
 また、その他12%がくせもの。電話での応対で先方と喧嘩しないようにとあるが、長沢工さん、けっこう怒ってるのが分かる。こんなことを天文台へ問い合わせる人もいるのかというものや、これは別の専門家(カウンセラー)がちゃんと処置した方が良いと思われる人への応対など、サポセン並の奮闘ぶりだ。

0803102.jpg 多額の税金を使う巨大科学のひとつである天文学を一般へ普及広報するためにはこういう窓口が必要な時代になっている。

0803103.jpg今夜の観望:昼間の雨が上がり透明度は良い。でも光害がひどくて空は白い。もう、ホームズ彗星、息も絶え絶え。はくちょう座新星NCyg08はすでに極大を過ぎた模様(私の目測で8.6等)。
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『パロマーの巨人望遠鏡(上・下)』
2008-03-08 Sat 00:43
0802212.jpg ご存知、パロマー山天文台の200インチヘール望遠鏡建設の記録。パイレックス製の200インチ反射鏡円盤を作るまでにすでに6年を費やしたところで上巻が終わった。まだ、場所の選定が残っている、鏡筒・架台の設計も残っている、鏡面研磨も始まっていない。下巻を読むのはこれからだが、1938年(昭和13)にこの巨大望遠鏡が完成するまでの、まさに苦難の歴史の記録。すばる望遠鏡へも綿々と受け継がれている巨大科学技術の系譜を辿るという意味のある好著。

『パロマーの巨人望遠鏡(上・下)』 D.O.ウッドベリー著 岩波文庫 青942-1,2 760円+700円

今夜の観測:雲が多くてまともな観測とは言えない。U Mon6.3等はともかくとして、R Leoが8.0等とはずいぶん暗く目測してしまった。そう見えたのだから仕方が無い。自分に正直に行こう!
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『天文台日記』はやっぱりこの表紙で
2008-02-22 Fri 00:04
0802186.jpg ふくださんのブログにあった『天文台日記』を懐かしく思って自分も買ってしまった。記事を書くために玉青さんのブログにあった初版本の表紙をお借りした。私にとっての『天文台日記』はこちら。やっぱり自分が読むときの表紙はこれでなくちゃとカバーを作った。

080221.jpg今夜の観望:仕事帰りに霞ヶ浦へ寄る。稲敷の田んぼに上った赤い満月を眺める。このときには快晴だったのだが、夕食後外へ出るとかなり雲が出ていた。変光星を3つ見て終わり。
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関勉氏のいくつかの著作
2008-02-18 Mon 00:14
080128.jpg この前、関勉氏の『未知の星を求めて』について書いたところ、みなさんから若い頃に感銘を受けたというコメントをいただいた。その中でほくとさんは「初版の文章が良かった」という感想を述べられていた。
 で、ちょっと探してみた。『コメットハンター関勉のホームページ』「関勉の本ご案内」にあるのが確か1966年5月発行の初版の復刻版ではなかったかと思う。『ホウキ星が呼んでいる』も合わせて注文したところ、贈呈と記されて小冊子「彗星が輝くとき」まで同封されていた。関勉さんありがとうございました。
 『ホウキ星が呼んでいる』には1月27日深夜に放送されたNHK「ラジオ深夜便」で語られた後藤斉三氏と60cm反射望遠鏡設置のエピソードなども書かれている。

今夜の観望:月明かりがますます激しい。変光星を5つ見ておしまい。U Mon5.8等はほぼ極大、U Ori6.6等、W Ori5.8等、RX Lep5.9等、R Leo6.3等。後は、隣のチビの星子の頭を掻いてやったり、ちょっと脅かしたりしてしばし遊ぶ。
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石田五郎『天文台日記』
2008-02-11 Mon 00:03
20a1b.jpg この前、ふくださんが「快曇」のことで石田五郎さんの『天文台日記』を紹介していた。これは私にとっても懐かしい本のひとつ。この本は1972年に「ちくま少年図書館」シリーズとして刊行された中の1冊。岡山天体物理観測所での仕事の様子を子供向けに書いた石田五郎さんのこの本は、星の解説書でなく、天文学者・研究者の日々の仕事を紹介する内容だったので、他の本とはちょっと異なった印象を持った。この本は私が子供なりに研究職への具体的な夢を描いたきっかけだったかもしれない(その夢は破れたが)。
 届いたばかりでまったく読んでいないが、36年前の印象と今の印象とどれほど違っているか、読後感はまた後日。
[写真は『天文台日記』初版本の表紙:ブログ「天文古玩」より]

 『天文台日記』 石田五郎 中公文庫 2004年 1000円

080210.jpg今夜の観望:久しぶりに望遠鏡をセットしてホームズ彗星を狙ったが、場所が全く分からず当てずっぽう。我が家ではかなり以前からほとんど写らなくなっているのでこんな端っこではまったく無理。ま、カノープスを一瞬見たので良しとしよう。
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『宇宙図』を読む いや、眺める
2008-01-30 Wed 00:39
080120.jpg 昨年春に初めて国立天文台を見学したときに貰った『一家に1枚2007 宇宙図』。丸めたまま本棚に放っておいたのを拡げて眺めてみた。宇宙開闢〜インフレーション〜ビッグバン〜素粒子誕生〜〜〜現在、と宇宙の歴史を1枚の図に収めようと言うなかなか無謀(?)な試み。昨年、全国の学校で全生徒に配布したらしいが、配られて先生やお父さんお母さん、ちょっと迷惑だったのではないだろうか。読んで分かりやすいとは思えないし。

 →『宇宙図』は『宇宙図』のホームページからダウンロード可能。
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関つとむ『未知の星を求めて』
2008-01-19 Sat 00:38
080112.jpg 『未知の星を求めて』
  関つとむ著 三恵書房 1973年 680円
 『夜空を翔る虹』
  関つとむ著 三恵書房 1973年 680円

 関勉さんは現在も活躍されている方だが、私が子供の頃にはすでに伝説的な存在だった。書かれたものもあちらこちらで目にはしていたが、有名な本書は読んだことがなかった。サイケデリックなカバーデザインが時代を感じさせる。

 以前、地元の同好会のメンバーで新天体捜索者のF氏の観測所へ遊びに行ったことを書いたが、彗星、新星、超新星などの新天体を探している人たちは多かれ少なかれF氏同様ストイックな生活の中で捜索活動をされているのだろうなと想像する。それはその人の性格に合った星見スタイルの一つということなのだろうけど、なかなか常人では真似できない。そんなことを考えながらふとこれらの本を読んでみたくなった。で、さっそくネットの古本屋で入手。

 前者は主に「イケヤ・セキ彗星」以前の活動について、後者は「イケヤ・セキ彗星」について書かれている。読み易い文章でぐいぐい引き込まれる。時代の雰囲気も感じられ興味深い。とりわけ星仲間の池幸一氏の存在がいい味を出している。
080118.jpg今夜の観望:今夜は晴れそうな予感。でも、裏切られると悔しいのでミラだけは帰宅してすぐに見ておいた。やっぱり3.7等。
 久しぶりに夕食後も晴れている。しかし、月明かりのためホームズ彗星の存在は確認できない。アルゴルにカメラを向けて適当に撮したのが左の写真。微かに写った。
0801182.jpg 二重星はオリオン座のリゲルに再挑戦。リゲルの明るさにかき消されそうではあるが今夜はハッキリと確認できた。こんなに離れているのに前回は何故分離できなかったのか不思議なくらいよく見えた。今夜はジフラクションリングがよく見えたのでシーイングが良かったということだろう。
 変光星はU Mon:6.3等、W Ori:5.8等、αOri:0.8等、RX Lep:6.0等。
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吉田武『はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語』
2008-01-13 Sun 00:04
天気が悪いのでね、また本の話題。

0801084.jpg 『はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語』 吉田武著
   幻冬社新書016 2006年 820円

 ちょうど「はやぶさ」の紹介ビデオ『祈り』も公開されていることだし、この方面に興味のある方は合わせてどうぞ。比重的には「はやぶさ」を生んだ宇宙研の物語というべきかも。因みに著者は私の大阪時代の知人です。
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『リーヴィット 宇宙を測る方法』
2008-01-11 Fri 00:20
4872903218.jpg『リーヴィット 宇宙を測る方法』
  ジョージ・ジョンソン著 渡辺伸監修 槇原凛訳
  WAVE出版 2007年 2400円

 ハーヴァード大学天文台で働いていたリーヴィット女史はマゼラン星雲のある種の変光星に「明るいものは長い周期で、暗いものは短い周期で変光する法則性」を発見し、これが宇宙の距離を測る基礎になった。たいていの天文学書に書かれているセファイド型変光星発見の記述はこの程度だが、本書にはその時代背景や周辺事情などが分かりやすく読みやすく書かれている。

080110.jpg0801102.jpg今夜の観望:真冬だって言うのにさほど寒さを感じない日が続いている。そのため夜空はなんとなくボケていて透明度が低く、手持ち双眼鏡では7等台後半の確認は辛い。ホームズ彗星も随分薄まってきた。再バーストの期待も薄そう。タットルも低空になって光害の影響をもろに受け始めた。ミラは明らかに3等台へ入ったと感じたが目測光度を四捨五入したら4.0等になってしまった。残念。
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『AAVSO Variable Star Atlas』 とうとう送ってこなかったなぁ
2007-12-09 Sun 04:51
 9月27日の記事に、入金したのに『AAVSO Variable Star Atlas』が届かない件を書いたが、今だに届かない。何度催促してもだめだから、もう送ってこないだろう。

071208.jpg0712082.jpg今夜の観望:雲が掛かって星が見えないので早寝して3時起き。ホームズ彗星は北西の空低くなって高圧線の餌食。タットル彗星も危ないところ。変光星はαOriとU Monのみ。
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40冊目の『天文年鑑』
2007-12-02 Sun 00:30
071130.jpg 2008年版『天文年鑑』は創刊60年、還暦だ。そして私にとっては40冊目に当たる。星を見始めた次の年から買い始め、途中星から疎遠になっていた年月も延々と買い続けてきた。あまり執着心の無い性格なので途中ですっぱりと購入をやめることもあり得たのに不思議だ。思うに、値段も廉価だし版も小型なのであまり邪魔にならなかったというのが一番の理由だろう。

071201.jpg今夜の観望:1週間ぶりに星が出た。とはいっても水蒸気タップリの空は月明かりもないのにドンヨリ。明け方起きしようと思うが取り合えずミラだけでも見ておこうと表へ出る。8.4等。しばらく見ない間に立派に明るくなったね。ホームズ彗星も見ないわけにはいかない。7倍の双眼鏡ならばけっこうしっかりと見える。25倍になると輪郭も不鮮明。ここまで来たら写真も撮ってしまおう。写真であればまだまだ行けそう。さてこのままタットル彗星も撮してみようとカメラの位置を調整している内にあれあれ全天皆曇。明け方まで待たなくて正解だった。
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鈴木壽壽子『星のふるさと』
2007-11-28 Wed 00:52
071122.jpg 火星接近の季節になってきました。

 この前、火星のへなちょこスケッチを載せたところ、それをご覧になったほくとさんがご自分のブログのコメントの中で、小口径による火星スケッチに関連して鈴木壽壽子(寿寿子)さんの『星のふるさと』を紹介してくれた。この本はももさんもお持ちだと言う。また、アン次郎さんも以前「一冊の本」でこの本に纏わる思い出を書かれている。小品ながら多くの人の心に残る本らしい。
 遅ればせながら私も読みたい。でもすでに絶版。ではあるがネットショッピングのありがたさ、さっそく古本で手に入った。

 1972年、四日市公害訴訟判決の時代、私は16歳の高校1年生だった。その前年の71年と翌73年に四日市コンビナートのフレアスタックの炎を透してわずか6cm望遠鏡でこんなにも精細な火星スケッチを描いていた(私の両親と同世代の)主婦がいたのかと驚くばかり。散文詩のような文章の中には星と日常生活への著者の祈りが幾重にも畳み込まれている。鈴木壽壽子さん、今でもご健在なのだろうか。

『星のふるさと』 鈴木壽壽子・文 誠文堂新光社 1975 550円
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『The Observer's Sky Atlas 3rd edition』
2007-10-02 Tue 00:41
071001.jpg ようやく届いた。先日ぼやいた『AAVSO Variable Star Atlas』のことではない。現在は絶版になっているがいまだに根強い人気のある『フィールド版 スカイアトラス』の英語版の最新第三版(原書は独語)。4月2日にamazonで予約しておいたものが出版延び延びになって本日の到着。半年がかりだったが、届けばいい。

 みなさんに好評なことからきっと使いやすい星図なのだと思う。最近変光星以外の情報が枯渇しかけているので本書を参考に秋以降の夜空を楽しみたいと思う。そのためにも9日も連続して曇らないでそろそろ晴れて下さいな。言っても無駄か、今夜も雨。
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『AAVSO Variable Star Atlas』が届かない
2007-09-27 Thu 00:09
0709253.jpg 変光星観測に無くてはならないのが変光星図。先日『天文ガイド別冊 AAVSO変光星図』について書いた。かつてはAAVSO(アメリカ変光星協会)などから直接Atlasを取り寄せるか前記のような本を手に入れる必要があったが、最近ではAAVSOのホームページから必要な変光星図だけを直ちにダウンロードできる便利な時代になっている。それでもAtlasは1冊持っていても悪くないし、送料込みで日本円で2600円程度なのでAAVSOのOnline storeで購入した。
 ところがだ、8月1日にクレジットカード決済したのにまだ送ってこない。この2ヶ月間に4通の催促メールを送ってそれに対して詫び状メールが返信されて来ているにも関わらずだ。この分では近々5通目を送らなくてはならないようだ。
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『透視版 星座アルバム』
2007-09-25 Tue 00:44
0703213.jpg 天体少年だったころ藤井旭さんは神様のような存在で、『天体写真の写し方』や『星雲星団ガイドブック』や『広角レンズによる星野写真集』などはボロボロになるまで何度も何度も読み返して使ったものだ。その後天文から離れて機材や書籍を処分するときに、観測用のものは手放してしまったが一般教養的な何冊かだけは手元に残した。この本もその中の一冊。今になって残しておいて良かったと思う。今夜のような曇りの晩に眺めるのに最適。
『透視版 星座アルバム』 藤井旭 誠文堂新光社 1972 定価1800円
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三十数年ぶりの『月刊天文ガイド』
2007-09-11 Tue 00:33
070910.jpg 先週函館へ行く列車の中で退屈しないようにと三十数年ぶりに『月刊天文ガイド』9月号を買った。一回買ってしまえば毎月買うことになるのが目に見えていたので、これまでは買わないことにしていたのだ。案の定「秋の夜長の二重星観測」と書かれている10月号も買ってしまった。あれあれまた雑誌が溜まるのか、、、。
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『太陽黒点の観測』
2007-08-28 Tue 00:06
070723.jpg 夜は曇るのに昼間ばかり晴れると文句ばかり言っていてもなんなのでこんな冊子を買ってみた。今年は太陽黒点活動の極小時期らしいが、ときどきコメントを下さる☆はごろも〜*さんは私の家からそう遠くないところで太陽観測をされている。私も子供の頃にはときどきアイピースにサングラスを装着して太陽黒点を眺めていた。望遠鏡のレンズに陽の光を透してあげるとかびにくいのだと書かれていたのでそうしたのだと思う(実際に効果はあるのだろうか)。
 この冊子、太陽面活動についての解説や観測方法を詳しくかつ具体的に解説している。中学校や高等学校での活動用に作られたのかもしれないが、一般の太陽黒点観測家にも役に立ちそうだ。附録のDVDには、スケッチから黒点数の計測までの手順を示したビデオ、過去のスケッチデータ、太陽面経緯度図などが収録されていて、トータルでこの値段はお値打ちだろう。自費出版のため直接以下の郵便振替口座へ振り込むようになっている。興味のある方はどうぞ。

『太陽黒点の観測』1000円
口座名称:太陽黒点連絡会 口座番号:00910-1-270262
発行所:twinkle(兵庫県立西はりま天文台公園友の会)
e-mail:twinkle@nhao.go.jp

今夜の観望:ここ10日以上同じ状況。快晴予報だが水蒸気たっぷりで透明度最悪。変光星2つ見たら疲れたので撤収。
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『天文ガイド別冊 AAVSO変光星図』
2007-08-11 Sat 00:01
AAVSO-VSA.jpg 『変光星観測室』というサイトのトップページに「この本を探しています。昭和45年に天文ガイドの別冊として発行されたものです。1冊持っているのですが、使い込んでぼろぼろで、本の形をなしていない状態です。どなたかお持ちでしたら、譲っていただけないでしょうか。」という告知が出ていた。

 おぉ!この本子どもの頃に持っていたぞ。当時は出版物が少なかったので『月刊天文ガイド』本紙と別冊および増刊はすべて購入、その他出版物も小遣いが続く限り購入していたからこの本も持っていた。変光星観測は中学生の自分には難しそうに感じたし、なによりも面白そうに感じなかったのでやってみようとは思わなかった。従ってこの本はもちろん本棚の肥やし、使い道はなかった。

今夜の観望:変光星を11個。こぎつね座新星はすでに減光モードへ。9.4等。そういえば、いて座新星、また明るくなったように見えたが見間違いだったかな?[追記:見間違いではなかったみたい]
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『ぼくはいつも星空を眺めていたー裏庭の天体観測所ー』
2007-08-09 Thu 00:16
0707232.jpg この前meinekoさんのブログで紹介されていた。私がこれを買った理由は表紙がとてもきれいだったから。著者チャールズ・レアード・カリア氏は米国の小説家。9.11をきっかけに少年時代の星への興味を再燃させ不器用ながら自宅の庭に観測所をなんとか自作してしまう(最終的に上手く建ったのだろうか?結末がよく分からない)。その顛末が一年間の星の動きとそれにまつわる蘊蓄とを絡ませて綴られているエッセイ。

今夜の観望:今夜の天気予報、マピオンはずっと晴れ、Yahoo!はずっと曇り。気象予報士対決は、、、Yahoo!の勝ちでした。雲の合間から4目測のみ。
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