33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
Nikon双眼鏡 EX8x25D CF ゴミ箱からの生還
2017-08-28 Mon 00:00
1708211.jpg表のゴミ箱行きになっていたベトベトネトネトのNikon EX8x25D CFを救い出してきて、みなさまがやっているようにラバーを剥いで、表面をアルコールで拭き、しばらく乾かしたら、再び持てるようになった。

 →双眼鏡のラバーのべたつきを処置。Nikon Sports star EX 8x25
 →あぁ、双眼鏡が溶けて行く!
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Nikonの双眼鏡が自然融解!?
2017-08-21 Mon 00:00
1708201.jpg写真は、2009年に中古で手にいれた双眼鏡 NikonスポーツスターEX8x25D CF なのだが、久しぶりに付属のソフトケースから出すと、筐体がボロボロ、周囲はベトベトになっている。これって一体どういうこと?Nikonに問い合わせようと思ったが、メールでの問い合わせには対応しておらず電話のみ。時間の無駄なのでやめて、読者のどなたかが理由をご存知かもしれないと思い、ここに公開することにした。
1708202.jpg
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星見復活の記念品 考えるだけ
2017-07-14 Fri 00:00
1707121.jpg星見の時間も取れないほど時間を注ぎ込んできた城郭本の出版も目前に迫り、ぼちぼち時間に余裕ができてきそうだ。秋以降も関連イベントに向けての準備はあるが、また少しずつ星見の時間を増やせそうだ(暑いので復帰は秋以降と考えている)。ここ数年、天文機材へまったく出費していないので星見復活の記念になにかないかと、、、。10年前なら勢いで買ってしまったかもしれないNikonの双眼鏡WX7x50 IF。今更買っても劣化した目では64,000円相当の価値しか引き出せないように思う。
 →Nikon双眼鏡 WX7x50 IF/10x50 IFカタログ
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ラプトル50購入
2016-08-12 Fri 00:00
先週末は4日連続快晴になって、チビ太の夏休み自由研究には最高のコンディションだった。ラプトル50の使い方は1回で覚えて、翌日からは準備も運搬も観察も一人でやってくれた。キララ祭りの夜は、自分で導入した火星や土星をたくさんの人に見て喜んでもらえたようで、1日にして立派な星空案内人、良い体験だったと思う。3日目ともなれば双眼鏡で確認してラプトルへの導入はお手の物。

1608023.jpgそのラプトル50はヨメさんが自分用に最近買ったもの。けっこう頻繁に知人宅で星見会があり、以前は借り物のラプトルを使っていたのだが、天文音痴の自分でも使える感が良かったようで、チビ太が来る機会に購入したようだ。いまだに月の満ち欠けに惑わされているので、小学校3年生の自由研究を手伝うのはレベルぴったりだったと思う。
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レーザーポインターの危険
2016-07-05 Tue 00:00
星のお話会のプレゼンに使うレーザーポインターを探してネットを見ると、3000mW、10000mW、30000mWなどという超高出力商品が数万円の低価格で普通に販売されていた。詐欺的誇大広告も多いらしいので実際に表記の出力があるかはともかく、日本の法律に適合した1mW未満(クラス2)でも瞬き反射で回避すれば失明しないだけで0.25秒以上直視すれば障害が発生するはずだから、数十mWが目に入れば当然失明するのだろう。これはもう凶器、武器の範疇だと思う。1607041.jpg人の集まるところで高出力レーザービームを振り回されたらと思うとゾッとする。レーザーの危険性を理解して購入している者ばかりでないのと、ナイフや銃の様にいかにも危険そうな道具と違って外見がその様には見えないから却って危険を感じる。[写真は下の記事より]
 →ロシアのテクノ・コンサートでの事故

そういう自分もかつて観望会用に高出力レーザーポインター(50mW未満)を買ってはみたが一度も使わず封印してしまった(→2010/11/19記事)。
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天体望遠鏡博物館のオープン
2016-02-29 Mon 00:00
1602261.png『天文古玩』の玉青さんが天体望遠鏡博物館の紹介記事を書かれている。準備に向けた活動については数年前から断片的に聞いていたが、ついに来月オープンするらしい。

 →『天文古玩』:夢の望遠鏡、望遠鏡の夢
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デジカメ選びはペテン師探し?
2015-08-20 Thu 00:00
ペテン師と言ってもいま世間を我が物顔で跋扈する政治家や官僚のことではない。

『…星爺から若人へ@SB工房…』ブログの記事「ペテン師がデジカメの性能を変える! ―」を読みながら、そうそう、デジカメは仕様に書かれている物理的スペックで比較するだけでは気に入った機材を見つけられないことは実感している。その理由はこれなのか。

デジタルカメラの性能を決定するのは以下の三要素
 (1)撮像素子の本来の性能
 (2)周辺電子部分の品質と性能
 (3)メモリに保存する際の画像処理

で、もっとも肝心で常に改良されるのが(3)なんだそうだ。だから自分の好みに合う画像処理をしてくれるメーカーの機種を選ぶことになりやすいわけか。
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アマチュア用電波望遠鏡
2015-07-26 Sun 00:00
星が好きな人のための新着情報にアマチュア向けの市販電波望遠鏡の話題が載っていた。

1507241.jpgPrimaLuceLab - SPIDER230 Amateur Radio Telescope
$10,999.95ということは136万円、ということは円安の現在ではTOA-150より少し高いくらいか。でも、このアンテナは日本の環境でも使い物になるのだろうか。

1507242.gifグロート・リーバーが作った直径9.5mのパラボラアンテナが世界初の電波望遠鏡ということになるらしいので、もともと電波天文学はアマチュアから始まったと言えるようだ。リーバーについては以下の記事で紹介したことがある。
 →シリーズ 現代の天文学16『宇宙の観測II -電波天文学』
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双眼鏡の目幅を狭くする
2015-05-16 Sat 00:04
1505143.jpg普段部屋に置いてある一二三光学機械7x50BCF双眼鏡は、ちょっと見や観望会の時に使っている。ポロプリズム型としては軽くて割とよく見えるし、おまけにアウトレット品で安い。いいことずくめなのだが自分にとって一つ大きな欠点がある。目幅の最小値が6cmであること。成人としては顔の小さい自分は5.9〜5.8cmくらいになってほしい。

1505142.jpgそこで、目幅を制限している部分を削ることにした。メーカーに問い合わせたところ保証対象外になるがその方法を提案すると言われた。筐体はアルミなのでヤスリで意外と簡単に削れた。左右の4箇所を削らないとならないかと思ったがやってみると片側だけでうまくいった。ピントリングが取り外せると削り作業ははるかに楽になったと思う。

1505141.jpg削った結果、6cmまでだった目幅が5.7cmくらいまで狭くなったようで、とりあえずの目標値は達成した。予想通り見えやすくなったか、星を見て確認するのは数日後。
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久しぶりにTS−65Pを組み立てる
2015-03-28 Sat 00:00
1503271.jpg2010年秋、観測小屋建設を始めるにあたって庭に立っていたTS−65P用のピラー柱を撤去したので、65Pを組み上げたのはそれ以来初めてだ。TG-HDのモータードライブもOKだ。これならば来月予定の観望会に使えそうだ。
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ミラーロック機構の効果
2015-03-24 Tue 00:00
昨夜のピンボケ画像をもう少し並べてみた。

1503231.jpg合焦した後、両方をロックしてみて「うわっ!」となったので、右、続いて左と順次ロック解除した。

この間20分ほどアンロック状態で南方向の星を撮影。

1503232.jpg合焦した後、右ロックでピンボケになったので一旦解除して、改めて左ロックしてやはりピンボケになったので解除した。ちょっとボケ気味なのは雲が出てきたため。

ミラーロック機構の効果などと皮肉が出たが、ミラーロックがピンボケの原因とは致命的だ。
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ミラーロック機構 うわっ!
2015-03-23 Mon 00:04
ピント問題の続き。

1503221.jpg

左写真はバーティノフマスクを使ってアークチュルスで合焦したところ。右写真は続いてミラーロックをして撮影したところ、、、うわっ!

、、、今夜はとりあえず、衝撃の画像のみ。
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ピンボケ原因の可能性のひとつ
2015-03-17 Tue 00:00
11日のピンボケの原因の続き。

『デジタル天体写真のための天体望遠鏡ガイド』(西條善弘著・誠文堂新光社)の125ページに「最新モデルでは各社とも主鏡のロック装置を装備するようになってきていますが、ロック操作に伴ってピント位置がずれることもあるので過信は禁物です」と書かれている。今のところ再現性はないが11日のピンボケの原因としてこれが考えられる。

1503161.pngちなみに、右図はEdgeHD800の取説に描かれている断面図。下が合焦ノブ、上がミラーロックノブ。合焦ノブを回して主鏡を前後させピント合わせを行い、主鏡に固定されている棒を固定してミラーロックするしくみらしい。
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ピントの狂いは現れず
2015-03-14 Sat 11:35
1503132.jpg昨夜も撮影してみた。
一昨々日酷くピンボケした南東の低空を、ミラーロックは緩めた状態で写してみたが、30分ほどの間にはピントの狂いは現れなかった。次回はミラーロックの点検か?
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シュミカセのピント調べ
2015-03-13 Fri 00:00
1503113.jpg昨夜は写した星像が全てピンボケでリング状になっていた。最初にバーティノフマスクでピント合わせしておいたのだが、、、。

みゃおさんと(の)さんから調べる項目をいただいたのでそれらをチェックしてみた。

(1)接眼部のガタつき:ねじ込み式部品のゆるみなど
(2)温度順応:
(3)バーティノフマスク:光条撮影→外してすぐに同じ条件でその星を撮影
(4)接眼部スケアリング確認:同じ輝星を写野内の上下左右に寄せて同一条件で撮影
(5)ミラーロック機能:
(6)フラットナーの緩み:
(7)カメラ内部:

(1)アストロカメラを使い始めてから、度々接眼部の着脱を行ったのでその時の緩みが無いかを調べた。レデューサとカメラの間にはリングが幾つも入っているがガタつきは無かった。
(2)このEdgeHD800を使い始めて3年半だがここまで酷くピンボケになったことは無いので多分違うと思う。
(3)1503121.jpgまず、バーティノフマスクを使って北西のカペラでピント合わせ。直後にマスクなしで撮影。今夜はリングになっていないようだ。
(4)1503123.jpgこの写真は1枚にして縮小してあるが、元写真はどこの場所でもリングにはならなかった。明るさ(大きさ)が違うのはおそらく途中で雲が出てきたため。

(5)1503122.jpg今夜はミラーロックしていない。カペラの次にリゲルへ向けて、星像とマスク付きを撮ってみた。このころには雲がかなり出ていたので解析像がぼんやり。しかし、ここまででピンボケにはなっていないようだ。

1503131.jpg(の)さんが作ってくれた昨夜と今夜の輝星の光度勾配等高線図を見ても改善していることが明らかだ。


今夜はここまでのところ昨夜のような異常は出なかったのでこのまま観測へ移りたかったが、大きな雲の塊が覆ってきたため終わりにした。異常は出なかったが昨夜の原因はあいかわらずわからないままなので安心はできない。(5)とか(6)とかだとEdgeHD800特有の機構なので厄介だ。
★★

ぜんぜん関係ないが、あほらしくて腹筋が痛くなったTweetを一つ。
・テストの珍解答
 ある意味センスいいのかも。
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こたつで星見とは行かないが
2015-01-26 Mon 00:00
1412202.jpg忘年会で会った知り合いが着ていたヒーター内蔵ベスト、朝の早い職場ならではのアイテムだが、星見に使うのにも良さそうなので早速購入。背中と首周りにヒーターが仕込まれていて、2.5時間充電すると、3段階の温度毎に3時間、4.5時間、7時間の連続使用が可能らしい。胸にカラータイマーのようなスイッチが付いている。左の内ポケットに100gのバッテリーが入っているため、着ているときには気にならないが、吊り下げると写真のように傾く。素材自体の保温性も良いようで、ヒーターを入れなくても普通に暖かい。
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Canon PowerShot S100がまた壊れた
2014-09-05 Fri 00:00
1409041.jpgCanon PowerShot S100がまたもやレンズエラーを起こして死んでしまった。それも2年前と全く同じ様に夏休みの旅行の初めに。あのときはリコール対象になっていたので無料で修理されて戻って来た。今回、帰宅後に問い合わせたCanonからの返事は、リコール対象部分は2年前の修理で直っているはずで別の原因と思われるので調べたいから送って欲しいとのことだった。原因は何でもいいけどいまさら有償修理なんてご免なので、即廃棄決定。それでも懲りずにまたまたPowerShot S120を買ってしまった。

1409042.jpgデジカメが壊れてしまったのでiPod touchのカメラで代用した。幸い第5世代のカメラは性能が良くて助かった。
[写真は、友達家族と乗った最上川三難所舟下りの碁点乗り場]
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モバイル上映会
2014-07-14 Mon 00:00
1407031.jpgデイバックに収まるコンパクトな3点セット。いったい何?

1407032.jpg取り出すとMacBookAirとモバイルプロジェクターQUMI Q5と折りたたみ式のスクリーン。MacとはWi-Fiで繋がるので配線も最小限。

これで宴会の席も勉強会へ早変わり。
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昼間屋根を開けてカビ防止剤の交換
2014-07-08 Tue 00:00
1407062.jpg春以降、雨降りでない休みの日に家にいた事が少なかったためカビ防止剤の交換をするのが遅れた。
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子亀の背中に孫亀も載せた
2014-03-27 Thu 00:00
1312242.jpg現在、火星観測時期のため眼視観測用のTS-65Pを親子亀同架している。これに加えて180mm望遠撮影用のデジカメも同架したくなった。

1403092.jpg試しにこの方法。EdgeHD800の上にTS-65Pとデジカメをプレートによって水平同架してみた。コンパクトでかっこは良いのだが、バランスを取ることが難しいのでボツ。

1403093.jpg水平同架を諦めもう一丁親子亀で行くことにした。親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて、、、。ずいぶんとノッポになったがバランスの問題はクリア。

1403111.jpg最終的にはTS-65Pの上に直接デジカメを載せることにした。これで最近さっぱり出番の無かった180mm望遠を使う準備完了。
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2014年火星観測用望遠鏡セットを組む
2014-01-06 Mon 00:00
今年は火星接近の年。昨年末の内に準備をしておいた。

1312241.jpg12月中旬の天気の良い休日、12月1日にラブジョイ彗星を撮影した朝以来2週間ぶりにルーフを明けた。

かすてんにとっての2014年最大のイベントは4月の火星最接近。それに向けてTS-65Pをメインに眼視観測するための望遠鏡セットを組むことにした。

1312242.jpg今回はEdgeHD800の上のアリ溝に直接鏡筒バンドを固定せず、ガイドマウントTGM-1を介して鏡筒バンドを固定した。若干重心は不動点から離れるが微調整できるメリットを取ることにした。
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ステナビで無線制御 MacではすでにSkyFi
2013-12-19 Thu 00:00
アストロアーツからステラナビゲータVer.9で制御できる望遠鏡無線制御パックが発売された。当然これはMacでは使えないが、紹介記事を書き忘れていたが、MacからWiFiでTemmaを制御する方法は以前からあったのだ。

1312181.jpgsombreroさんはSkySafariProでTemma2制御を始められたが、その直後にSkyFi Wireless Telescope Controllerも導入されている。電源はAC100Vまたは電池、接続は超簡単だったそうだ。
アダプター価格$159.95は安いが送料$60が痛いな。でも、SkySafariPro$49.99と送料$60と合わせて$269.94(=本日の為替相場で27804円)はステラナビゲータでの合計43750円に比べて敷居は低いかも。
SoftwareBisqueからはTheSkyX用のWiSky™$199.00が出ているが残念ながらTemmaはサポートされていないようだ。
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ピント合わせにはバーティノフマスク
2013-10-18 Fri 00:00
『月刊天文ガイド』10月号と11月号のT.G.FactoryIIIのテーマは「バーティノフマスク」。回折像を利用した合焦器具で、使い方は至って簡単。乱視のためそれまではピント合わせが苦手だったが、2年前から使い始め今やバーティノフマスク様様だ。

観測準備の時、望遠鏡のアライメントに使ったその星で合焦させてしまえばとても効率が良い。数秒露出で数枚を撮影すれば終わるし、シャープな解析像を見てから観測を始められて気分も爽快。

1111132.jpgバーティノフマスクは市販もされているが、使用する望遠鏡やカメラレンズ用に細かくチューニングしたい場合には、それに応じたパターンを出力してくれるサイト(下のリンク)もある。『天ガ』記事にはそのページを利用する時のパラメータの説明も詳しく書かれている。[右写真はNCT-12用に自作したマスクによる回折像]

 →astrojargon:Bahtinov Focusing Mask Generator Version 0.4 (Beta)

ピント合わせに自信が持てないと言う方は勿論のこと、そうでない方もぜひお試しあれ、と言いたくなる優れものですぞ。
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ピリオディックモーションを測ってみた(続き)
2013-10-16 Wed 00:00
1310061.jpgかすてんま(EM-200Temma2M)のピリオディックモーションを測ったところ、±6.9″という値になったことをこの前の記事に書いた。

この値はどの程度のものか気になっていたのだが、TOAST Proは±7″以下(因に初代TOASTは±5″以下)だし、自動導入機になってからのEM-200の±6.9″はまずまずだろうというご意見もいただいている。

そこで、そもそもピリオディックモーションが気になるのはノータッチガイドをしたいがためなので、何秒以内ならば点像に写るかを計算してみた。

EdgeHD800x0.63の焦点距離はf=1280mm、撮像素子面での許容誤差長をy(mm)とすると、許容誤差角α(°)は α=arctan(y/f)となる。
ピリオディックモーション±6.9″(周期8分)ということは、4分で最大13.8″振れるということだから、α(°)振れる許容時間(秒)は、撮像素子面での許容誤差長を何mmとするかによって以下の様になる。

許容誤差長y(mm) 許容誤差角α(°) 許容時間(秒)
   0.01      1.61       28秒
   0.03      4.83     1分24秒
   0.05      8.06     2分20秒

許容誤差長が0.03mm程度とすれば、1分30秒では星像が流れることは少なく、2分になると半分は流れるという実際の印象とも一致する。また、山は均一でなく平坦な部分もあるのでそのタイミングに重なると2分でも流れない場合があることとも合致している。

つまり、横着ノータッチガイドを踏襲し、かつ星像が流れない写真を歩留まりよく撮りたい場合には、露出時間は1分30秒以内に収めるしかないことになる。

これでも気になる場合には、ガイド鏡による補正あるいはオートガイドにしなくてはならないということだろう。

[参考]追尾に必要な精度と赤道儀
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ピリオディックモーションを測ってみた
2013-10-10 Thu 00:00
この前、流れる光跡についての考察で大気差のことを書いた。そのときはピリオディックモーションが原因でなかったが、それとは別に一度測定しておくことにした。

測定方法は例えば『天ガ』2008年02月号T.G.FactoryIIIなどいろいろなところに書かれていて、ウォームホイール歯数180、つまり周期8分のEM-200の場合は以下の様な手順になる。
(1)架台を東または西へ1°くらいずらす(大きくずらすと軌跡が長くなる)
(2)赤道付近で南中前後の星へ鏡筒を向ける
(3)20分(2周期以上)自動追尾撮影
(4)角度の基準星(二重星など)を撮影

1309251.jpg試しに撮ってみたら写真の様になった。別に撮った基準星を参考に角度を求めると±6.9″となった。この値はEM-200としてはどうなんだろうか。
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65P復活はナンセンストリオの背中に乗って
2013-08-14 Wed 00:00
1308112.png親亀の背中に子亀を乗せて
子亀の背中に孫亀乗せて
孫亀の背中に曾孫亀乗せて
親亀こけたら子亀孫亀曾孫亀こけた

懐かしいナンセンストリオの十八番『親亀の唄』、この歌についてネットを見ていたら最後のフレーズを「親亀こけたら皆こけた」としているものが多いのだが、そうではなかったはずだ。実際は江口明(中央)が得意の早口で「親亀こけたら子亀孫亀曾孫亀こけた」と唄い、やってみろと言われた前田隣(向かって左)や岸野猛(向かって右)が「親亀こけたら、、、皆こけた」とごまかすというのがギャグの流れだったのだ。今回はこれ以上深入りしないが、「皆こけた」というのは『親亀の唄』の大元ネタである添田唖蝉坊『ラッパ節』の歌詞らしい。

残念ながら『親亀の唄』のフルコーラス動画は残っていないようなので、代わりに、ナンセンストリオも登場する昭和のお笑いオールスターズの懐かしい動画をどうぞ。
 →テレビグランドスペシャルテレビ爆笑10年史のオープニング(1970年)

おっと、ナンセンストリオの蘊蓄を語るのが目的ではなかった。

1308121.jpg6月17日の記事に並列同架取り止めたことを書いた。その後天気もさっぱりで65Pの出番も無かったのだが、来年の火星接近時のために使いやすいシステムへ組み直さなくてはならない。今回は親子亀方式にした。

新たに鏡筒バンドセットを買う事も考えられたが、EdgeHD800には架台の反対側にロスマンディタイプ(CGE規格)の幅広アリ型レールを固定できる。このレールがあればアリ溝金具を媒介にして、必要に応じて65Pやカメラ雲台を着脱できる。このやり方が最も軽量かつ安上がりな親子亀同架方式になると思う。まだこのシステムで撮影していないが、バランス崩れによるガイドミスが起こる場合には65Pは必要な時にだけ乗せるようにするつもり。
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並列同架取り止め
2013-06-17 Mon 00:00
先週から本格的な梅雨空になって星見がさっぱりできないので、十日程前に行った模様替えのことを書いておこう。

1306141.jpgEdgeHD800とTS-65Pを同架して2ヶ月ほど使ってみたが、この方法はやめにしてEdgeHD800の単装へ戻すことにした。

マッチプレートでEdgeHD800とTS-65Pを同架した場合、重量的にはかすてんま(EM-200Temma2M)の許容範囲だが、EdgeHD800直焦(x0.63)1~2分のノータッチガイドで3枚に2枚は流れてしまう。鏡筒が西側や東側にあるときと、鏡筒が極軸を跨ぐ時、また赤緯方向の振れ角度などによって、極軸周りのバランスがかなり異なる感じなので小さなウェイトで微調整しながらやって来たが、かなりめんどくさい上に相変わらずガイドミスは無くならずこれではとても敵わんという事で単装に戻したらガイドミスはほとんど無くなってめでたしめでたし。

しかし、並列同架されてすばらしい写真を撮られている方は沢山いらっしゃるので、どのような工夫をされているのかちょっと知りたいところだ。
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梅雨の晴れ間に除湿剤とカビ防止剤の交換
2013-06-03 Mon 00:00
1306023.jpg梅雨入りのこの時期、天気の良い休日に機材の除湿剤とカビ防止剤の交換をするのを恒例にしている。 昨年は遅めの9月末に交換したので8ヶ月しか経っていないがまぁ短い分には良いだろう。
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最初の天体望遠鏡にはラプトル50をお勧め
2013-05-20 Mon 00:00
さぁ、ラプトル親子も天界のビッグスター土星を見てしまった。次の課題はどうしようかね、とりあえず衛星タイタンに挑戦してみようとラプトル父さんには伝えておいた。

 ラプトル親子が登場する過去記事へのリンク:
  →ラプトル50で見る月や木星に親子で大喜び
  →パンスターズ彗星まつり最高潮!
  →「天文趣味はお金が掛かりませんね」
  →ラプトル親子の土星観望報告


1305101.jpg月のクレーター、オリオン大星雲、プレアデス星団、木星、土星、この辺りを自力で見つけて、驚いて、喜んでくれれば、ラプトル父さんが言う様に良い体験のための良い買い物だったと言えるだろう。彼は子どもの興味が移り変わりやすいことをよく分かった上で、ラプトル50の性能と価格の絶妙なバランスを的確に評価してくれた。

天体望遠鏡購入の相談ページなどを見ていると、親は先々まで使える機材を選びたがるし、答える側も(天文ファンであるだけに)そういうクラスを勧めがちだ。でも、自分の経験やラプトル親子の姿を見ながら、入門機は上記の天体がちゃんと見えてかつ子どもが持ち運べる軽い機材であることが優先されるポイントと確信した。

そこから先へも興味が続き上の段階へステップアップしたくなったら、そのときは子ども本人が機材を見つけられる様になっているはず。そのときこそ自分で機材を選ぶという楽しくスリリングな体験ができる絶好の機会になる。

ともかく以前にも書いたように、ラプトル50は「この望遠鏡で月、オリオン大星雲、プレアデス星団、木星、土星を見ても天体に興味が湧かなかったとしたらそれはご縁が無かったと思って良いと断言できる」完璧な入門機という評価をもう一度お伝えしておきたい。

さて、ラプトル親子のその後だが、ラプトル父さんが西の空の明るい星を金星ではないだろうかと問うと、ラプトル少年は望遠鏡で覗いて木星だよと教えてくれるそうだ。すばらしい科学的態度。また、土星を観察して下の方に衛星タイタンらしきものを見つけたらしい。位置関係によっては下の方に見えてもおかしくないので、何月何日何時頃にどの辺りと分かるようにしておけば後でパソコンで確認できるよと伝えておいてもらった。
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NikonD60とNikon1 J1 撮り比べ
2013-04-18 Thu 00:00
1304171.jpg月がふたご座やしし座の近くにいるので、アイソン彗星や超新星はやめにしてNikonD60とNikon1 J1とで月を撮り比べてみた。撮影条件と画像処理は同じ(ただしJ1画像を若干縮小して大きさを合わせた)。J1の画像はお世辞にも良いとは言えないのだが、D60よりもJ1の方がすっきり見えるのはミラーアップ振動の有無の違いかな。
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