33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
LHCの初期目標7TeV衝突実験を観望
2010-03-31 Wed 00:00
加速器野郎向けに昨日の[速報]でお知らせした様に、日本時間の3月30日夕刻から欧州合同素粒子原子核研究機構(略称CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の初期目標7TeV衝突実験が行われている(いまも続いている)。

仕事が落ち着いた17時頃からCERNのWebcastによるライヴ中継に接続し、KEKのS.Uさんからの解説コメントを待ち受けながら実験の行方を見守った。

1003302.jpg本格実験が始まるのは数時間後らしいので、その隙に帰宅(これは食住接近の恩恵)。帰宅時には昼間の快晴はどこへやら。全天薄雲に覆われ今宵の星見への期待は薄らぐも、LHC実験につきあう覚悟は決まった。
この初日のデモンストレーションで何か新奇な現象が引っかかったかどうかはともかく、加速器物理学・素粒子物理学・宇宙物理学などの分野に新たな地平が開かれた瞬間に私も霞ヶ浦湖南の鄙にありながら立ち会えたことだけは確かなようだ。

100330.jpg[おまけ]今夜のLHC実験とは何の関係もないが、実験オフィスにりんごマークとAirはかっこよすぎ。

中継が一段落したので表へ出てみたが、満月に照らされた白い夜空でも見つけられる馴染みの変光星はすでに西の林に隠れていた。
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[速報]LHC 初の7TeV衝突実験 本日午後からWeb中継
2010-03-30 Tue 09:40
S.Uさんからお知らせをいただきました。

 欧州にある世界最大の加速器LHCによる最初の7TeV衝突実験が本日午後開始予定で、Web中継もあるようです。これは加速器による世界最高エネルギーの更新となり、当面の設定エネルギーでもあるそうです。これによってブラックホールが出来ることはまずないのでしょうが、新現象が起こる可能性には期待が高まります。
 →LHC First Physics:media resources
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小さな火星が見せてくれたもの
2010-03-30 Tue 00:24
火星の視直径も10″を切り、もう小望遠鏡の観望対象ではなくなった。遠ざかってゆく火星を見送りながら、もう一度鈴木壽壽子さんの文章を思い出す。

 口径六センチの小さな望遠鏡が、この夏私に見せてくれたものは、小さなオレンジ色の火星の世界。南極冠とサバ人の湾と、大シュルチスとヘラス大陸。でも、たったそれだけだったろうか。
 直径六センチの小さなレンズが、力一ぱい私の心に投影していたのは、銀色の月をつれて、真暗な真空に浮かんで自転する地球の、小さな星である姿と、かけがえのないすばらしさではなかったのだろうか。視野の火星が遠く小さくなってゆくにつれて、青と白とに輝いた地球の姿が、次第に大きく心の中に浮かび上がってくる。息づくように渦巻いている雲を透して、日本の島々が、私たちの街が・・・。
[鈴木壽壽子『星のふるさと』「ほんとうの大きさ」より]

mars1003291.jpg今夜の観測:20時半、8日ぶりに星が見えたが、雨上がりの水蒸気を含んだ空と月明かりで夜空は真っ白、足下は既に雨が凍り始めてつるつる。ε Aur3.7等、T Mon6.5等、U Mon6.4等。23時過ぎ、火星を見る。小さくなった。なんとなく黒い帯状の模様が感じられるのみ。これが今期の見納めと思い、ちょっとだけ火星に向かって手を振った。
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真冬並の寒さの中、はやぶさの帰還を待つ
2010-03-29 Mon 00:43
朝の早い職場だから少々の寒さにはみな慣れているはずだが、今日は日中も5度くらいにしかならず、さすがにあちらこちらで「寒い」「寒い」の声が聞こえていた。
071128.jpg3月27日、はやぶさは地球中心から約2万kmの位置を通過する軌道へ誘導され、6月帰還がいよいよ現実になってきた。広大な宇宙の中をまっしぐらに地球に向かって飛んでいるはやぶさを想像すると、ついつい感情移入して「早く帰ってこい、はやぶさ!」なんて言いたくなってしまう。
 →小惑星探査機「はやぶさ」搭載イオンエンジンの連続運転による軌道制御の終了について
 →[はやぶさ]今度いつ帰る ~はやぶさ探査機~ 初音ミク・動画版
 →はやぶさの紹介ビデオ「祈り」
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3月24日はMacOSXの誕生日だったらしい
2010-03-28 Sun 00:04
3月24日はMacOSXの9歳の誕生日だったらしい。

1003272.jpg1994年11月、私が初めて購入したMacはPerforma 575で、そのときのOSは漢字Talk7.1.2だったと思う。初代MacOSXv10.0 "Cheetah"が出たのは2001年3月24日で、Macに関しては新し物好きのためすぐにインストールした。それまで6年半慣れ親しんで来たOSとの違和感を感じながらも、MacのOSらしい一貫性のおかげで思ったよりもすんなりと受け入れられた。ただし、さくさく動くとは言えずOSの完成度はいま一歩という印象だった。
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菜種梅雨なので雨季について
2010-03-27 Sat 00:25
081024.jpg豊かな四季の変化の代償と思えば雨もまた楽しと、、、思えないなぁ。

春から夏へ移るときの6月下旬から7月下旬の雨季は梅雨、夏から秋は秋雨(すすき梅雨)、秋から冬はさざんか梅雨、冬から春は菜種梅雨。
それ以外の時期にも、5月下旬から梅雨の前ぶれとして雨が降り続く走り梅雨もあるし、9月中旬から10月上旬にかけて降るのが秋雨だが8月下旬から始まることもあるし、さざんか梅雨はだいたい11月下旬から12月上旬で、菜種梅雨は3月下旬から4月上旬にかけてだが、最近は2月末から雨季となる菜種梅雨の走りのある年も増えているらしい。
1003262.jpgこれを絵にしたらこうなった(左図)。この他に、気圧の谷による雨や台風に伴う雨があるわけだから、言ってみれば年がら年中雨が降っているわけで、星の見える夜があるだけでもありがたいのかも。
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テルミンminiに外部出力端子を付けてみた
2010-03-26 Fri 00:30
1003193.jpg連日の雨だから、テルミンminiに外部出力端子を付けてみた。けど、思っていた様な音が出ていない。って、これは演奏技術の違いか。おまけに閉接点付きジャックにしなかったものだから、プラグ抜いたら内蔵スピーカーからも音が出ない。作り直し。
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大阪も酷い黄砂だったらしい
2010-03-25 Thu 00:52
100324.jpg大阪の小2の義理の甥っ子からはがきが届いた。数日前の黄砂が酷い日に写した太陽の写真だそうだ。春休みの便りの最後に、「きょう、こうさでたいようがこうなりました」と観測報告が添えられていた。

今日は一日冷たい雨が降り続いた。20度にでもなろうかという暖かな日の後にこういう日が訪れると真冬に戻った様な寒さを感じてしまう。この雨、明日いっぱいまで続くらしい。
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小惑星による5.7等星恒星食 やはり見られず
2010-03-24 Wed 00:42
お彼岸過ぎたが寒い日だった。

今夜は、15.5等の小惑星がふたご座の5.7等星HIP34267を隠す恒星食が予定されていたが、やっぱり曇った。18日の金メダル級平らな三日月も曇ったので、今月の2大イベントは完敗。火星も10日程見ていないが、小さくなっている事だろうな。
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視覚障害者へ天文学の楽しみを伝える試み
2010-03-23 Tue 00:09
以前、視覚障害の方に天体写真を楽しんでもらう『さわれる天体写真展』についてご紹介したことがあるが、今回は、そのような方へ天文学の楽しみを伝える出版物や授業について。

1003212.gifNHKラジオ第2の福祉関連番組の『聞いて 聞かせて ~ブラインド・ロービジョン・ネット~』3月14日放送分「サポーターシリーズ・天文学の魅力を伝える」を聞いた。

マルチモーダル図書『天文学入門 ~宇宙と私たち』を書いた京都大学嶺重慎教授の授業風景と受講生の感想が興味深い。目の見えない方でも十分宇宙を理解できることが分かった一方で、こういう方たちは情報を得にくい立場に置かれているがために意外なレベルでつまずいていることも知った。

放送は以下のページで聞く事ができる。

 →『聞いて 聞かせて ~ブラインド・ロービジョン・ネット~』
 →「サポーターシリーズ・天文学の魅力を伝える」(30分54秒)
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一足早く桜咲く
2010-03-22 Mon 00:00
100321.jpgお世話になっている方のお子さんが一浪して希望の大学学部へ合格したとのお知らせをいただいた。この1年半、私も気にかかっていたのでひとまずおめでたい事と安心した。ご家族みなさまそれ以上にほっとされたに違いないが、来月から始まる都内での下宿、来年は次男くんの受験と、当分気の休まる暇はないのだろう。

35年前、我が家では父がサラリーマンを辞め自営を始めた時期と、私が浪人して希望の大学へ入り大阪での下宿を始めた時期が重なった。当時、私への仕送りを捻出するのに親はどれだけ四苦八苦していたかなんて知りもせず、私はノー天気に大阪での下宿生活を楽しんでいた。

この不況の中、お父さんの仕事も大変な時期を迎えていることを息子さんも十分理解しているはずで、私の様なノー天気ではいられないだろうが、それでも許される限り楽しい学生生活を過ごし、多くの人と出会ってもらいたいと思う。

今夜の観測:昨夜からの強風はいまだに吹き止まず、星図や野帳を広げるのもたいへんだった。透明度はまずまず、ε Aur3.8等、V CVn7.5等、T Mon5.9等、U Mon7.1等、U Ori6.7等、ST UMa6.6等、Z UMa7.6等。
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「夜空のスケッチ(写真も可)募集」 締切延長
2010-03-21 Sun 00:11
100320.jpg四日市市人権センターの「夜空のスケッチ(写真も可)募集」は当初2月末を〆切としていたが、3月以降も引き続き受け付けるそうだ。

冬の間は寒くて表でスケッチする気合いが出なかった人も、あたたかくなった春の夜空ならば描き易いのではないか。火星は賑やかな冬の星座とともに西へ移り、代わって土星が春の星座とともに主役になりつつある。対象はよりどりみどりだ。そんなこともあり、ここで終わらせるのは勿体ないとして、延長になったのだと想像する。

四日市市人権センターホームページにこれまでに集った作品が載っている。スケッチや写真の腕を競うのではない今回の募集、そこにどんなエピソードやメッセージが託されているのかとても興味ある。

この募集延長で今後も四季折々の印象に残る夜空のスケッチが届くことに期待したい。みなさんも、ぜひご家族やお友達を誘ってご参加ください。

今夜の観測:猛烈な風が吹いているため体を固定できず変光星の目測不能。ε Aur3.8等のみ。
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一日遅れの盃月
2010-03-20 Sat 00:50
1003192.jpg傾き2度台の金メダル級平らな三日月は昨日だったが残念ながら曇って見られなかった。今夕は一日遅れのため三日月ではないが、それでも平らな月齢三日半月だった。100319.jpg

 盃月になみなみ接がれた地球照

接がれたというよりてんこ盛りか。

今夜の観測:快晴で全天見渡せる。なんと久しぶりなことか。冬の変光星は冬の星座とともに西の低空のかすみの中に消え入ろうとしている。代わって春の変光星観測の始まりだ。ε Aur3.8等、V CVn7.4等、T Mon5.9等、U Mon7.2等、U Ori7.0等、α Ori0.6等、ST UMa6.7等、Z UMa7.4等。

 彼岸入り天狼霞を染め滲む

実は今夜はそれほど霞んではおらず、むしろシリウスの瞬きが激しいくらいだった。

 火の星に追われし天狼青く燃え

火星もそろそろ見納めとは思ったが、そよそよとではあるが風が吹いて星が瞬いているので望遠鏡は出さずに終わった。
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カタクリの和え物 ソーメンカボチャ
2010-03-19 Fri 00:31
不覚にもこんな食べ物があることを知らなかった。山形の方に頂いたお惣菜二品。

1003082.jpgカタクリの和え物(写真上):この辺りじゃ筑波山の上までわざわざカタクリの花を愛でに行くというのに、あちらでは絶滅危惧種にはなっていないようで、食べちゃうんですって。珍しさも手伝って、美味しゅうございました。

ソーメンカボチャ(写真下):カボチャ嫌いの私は名前を聞いただけで、あぁだめだめ、、、と思ったが、口に入った瞬間に態度一変。何、このシャキシャキ感。ソーメンカボチャ自体には味や匂いが無いので刺身のツマのしっかりした辛くないヤツって感じ。三杯酢が合っている。この食感もたまらないね。どのようにしてカボチャがこのソーメンみたいな形態へ変身するのか、これは確かに見れば納得知らねば魔法の世界だ。作るのにたいして手間もかからないのに商品として流通していないのが不思議なくらい。タネを貰ったのでこの夏はカボチャから作るつもり(庭仕事するのはヨメさんだが)。
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すぐに曇った
2010-03-18 Thu 00:20
今夜の観測:すぐに曇ってきそうなので、帰宅してとりあえずいくつか見ておいた。ε Aur3.8等、T Mon6.3等、U Mon6.6等、U Ori6.7等。やはり、すぐに曇った。
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雲だらけ
2010-03-17 Wed 00:52
午前中は気温が上がったので、函館3.8牛乳のTシャツを着て夏を思って働く者ありだったが、午後は一転寒い日になった。

100316.jpg今夜の観測:つくばのSmyさんは今夜も観測されていたが、こちらは雲だらけのこんな空で観測にならず。Z UMa7.5等のみ。

 雲だらけ予報外れて句もだらけ

記事のタイトルに「雲だらけ」と書いたつもりが「句もだらけ」と誤変換。
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『科学万博-つくば'85』 25年回顧展
2010-03-16 Tue 00:33
100315.pngひさしぶりに筑波学園へ買い物へ行った。この前S.Uさんからお知らせいただいたSEIBUクレオでやっている『科学万博-つくば'85メモリアル展示』を見て来た。コンパニオンの体型とコスチュームがやけにもっちゃりしていて、わずか25年前ってこんなだったかと隔世の感だ。石岡市で大型店舗出店時にフロア面積への規制がかかったとか、つくばにSEIBUクレオ出店で土浦の商店街が焦りを感じているとか、当時の常陽新聞を読むとその後の25年という時間を感じさせる内容の記事がいくつもあった。
会期:3月5日(金)~4月11日(日)

1003152.jpgエキスポ'85回顧展をもう一つご紹介。龍ケ崎市歴史民俗資料館のテーマ展『科学万博-つくば'85』。こちらの会期は2月20日(土)~3月28日(日)。

ところでなぜつくば市ではなく龍ケ崎市の資料館が会場なのかと考えるに、つくば市には驚くべき事に、谷田部町、桜村から引き継いだそれぞれ郷土資料館、民俗資料館はあるものの、本格的な博物館・資料館なるものが無いからだろう。このままでは文化都市としての要件に欠けると評価されるだろうから、ぜひ良い博物館を作って欲しいものだ。
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星の見え方はいまいち で、最近買ったテルミン機材
2010-03-15 Mon 00:09
場の量子論的楽器ということで、星見のできない夜の慰めとして無理くり天文へ結びつけた感のあるテルミン。2003年にマトリョミンを購入して以来すでにいろいろと買い込んでいるが、ここへ来てまたまた購入したものが数点。

100314.jpg一つはテルミンPremium。これは『大人の科学マガジンVol.17』付録のテルミンminiの大ヒットを受けて製品版として販売されたもの。前回の記事には「実物を知らないが、評価記事を読む限りではお勧めできる。」と書いたのだが、届いた製品はチューニング不能のため、ただいま一旦修理へ出してある。信頼できる評価とは言えども、自分の知らない物については早計に語ってはいけないという教訓になった。ということで、私の評価は一旦保留。

もう一つは、リディア・カヴィナさんの演奏に使われていたMarshallのミニアンプMS-2。ギター用アンプの特性で音が歪み易いのでテルミン用に最適とは言えないが、とにかく小さくて-かっこ良くて-かわいくて-おまけにそれほど高価でないので購入。これを買ったからにはテルミンminiを外部出力可能に改造しなくてはならなくなった。

mars1003141.png今夜の観測:テルミンで遊んでいたら、いやいや、請求書のまとめをしていたら遅くなった。西から天頂へと雲が覆って来た。ε Aur3.7等。火星は視直径10.8″ほど。もう模様が見分けられるとは思われない小ささになっていた。

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望遠鏡日和ではなかった
2010-03-14 Sun 00:50
昼間は晴れたが南からの強い風が吹いて砂埃がひどかった。夕方に近づくといつものように曇って来て夕立。断続的に降った雨も夕食後には上がったが、風が残ったため晴れても望遠鏡日和ではなさそうだ。

mars1003131.png今夜の観測:ε Aur3.7等、T Mon6.5等、U Mon6.4等、U Ori6.7等。観測台(機材物置のこと)に寄りかかってU Oriを見ていたら背中がぐらぐらして来た。感覚がおかしくなったのかと思ったら地震だった。その後ダメ元で火星を見たが、水底の小石状態で火星の姿からほど遠かった。土星も同様。シンチレーション最悪、やっぱり望遠鏡の出番はなかった。シンチレーションだけでなく透明度も良くない。土星-レグルス-プロキオンを結ぶラインから下に星はひとつも見えない。
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火星スケッチ 2010年03月
2010-03-13 Sat 00:30
mars1003031.jpg2010年03月03日 22時20分。視直径12″を切ってますます小さくなっているが、模様は思った以上によく見えている。12月と1月に集中して眺めていた慣れがあるのかもしれない。2倍の視直径になる2018年にはどれだけ見えるのか空恐ろしくなる。
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なぜか義務的気分で星見
2010-03-12 Fri 00:33
久しぶりに星が見えた昨夜、「あまりにも久しぶりの晴れなので、まったくやる気が出ない。何を見ればいいのかわからない。」と『まどぎわ観望日記』のkawashimaさんが書いていた。全くもって同感。ようやく晴れたのに星を見ないのはいけない事の様な罪悪感を感じるので義務で見たというのが昨夜の私の正直なところ。『星空寄り道散歩道』のほくとさんの、「まあ、参戦したという評価だけでもいただきたく」というのも同じ心持ちと見た。

そして、今夜。晴れたけど透明度悪し。今夜も義務的に庭へ出たが、予定していた変光星のほとんどは西の林に隠れてしまっている事を幸いにそそくさと撤収。星見が日常動作に戻るにはもう数日かかりそうだ。

今夜の観測:ε Aur3.7等、U Mon6.5等。
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いい加減今夜は晴れるだろう
2010-03-11 Thu 00:00
まったく、前日よりも10度くらい高くなるって言ったのに、日は出ないし結局寒い一日だった。夕方帰宅時にはまだ晴れていない。夕食後テルミンのお稽古を少ししてから空を見ると星が出ている。「晴れたけど寒いなぁ~」と言うと「それが普通の人の台詞だ」と言われた。それでも外へ行くから普通の人ではないのだろう。

100310.jpg今夜の観測:足下に敷いてある枕木の表面が凍ってつるつる滑る。変光星はここのところ1週間に1回の観測。ε Aur3.7等、T Mon6.5等、U Mon6.5等、U Ori6.9等。火星は見なかった。

 名ある星 春に追われて みな西へ
 冬星は 西の地平へ みな集合

誓子の「名ある星春星としてみなうるむ」の発句をいただいたが、星のうるむ夜はまだしばらく先のことに感じられる寒い夜だった。
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熟成された39年物のおもこ
2010-03-10 Wed 00:10
『真鍋星見小屋通信』のまぁしぃさんの記事。39年も暖められた思い込み。一旦思い込んでその後修正される機会無く長年熟成され続けた思い込みっていい味を出すもんです。私なんか「緑」でも「縁」でもたとえ耳にしても素通りでしょうけどね。

 →■39年持ち越した間違い(月報 2010年2月(完報))

100309.jpg[註]おもこ 「おもこ」コーナーは高校卒業間際の愛読雑誌『ビックリハウス』の読者投稿コーナーの一つで、誰にもありそうな身近な笑いの宝庫だった。この雑誌、自分で買った記憶は無いが、毎月誰かが買った一冊が自然と友達の間を一巡りして回って来た。内容が行き過ぎて顰蹙を買い謝罪なんてこともままあったが、あんな斬新なユーモアとセンスにあふれた雑誌、もう作れないのだろうな。
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久しぶりの昼間の晴れ
2010-03-09 Tue 00:25
100308.jpg久しぶりに朝の陽の光を見た気分。日中は雲の多い晴れ。夕食後に空を見上げると、すでに雲は全天を覆い、火星の場所がなんとか分かるくらい。今夜も観測はなし。
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すでにあった ニコニコ星空生放送
2010-03-08 Mon 00:42
100307.jpg昨日の記事に、誰かニコニコ星空観望会をやってくれないかなぁと書いたが、探してみたらすでに生放送をされている方がいた。生放送主のエンコの人さんは、昨年の9月中旬からニコニコミュニティ『天体観測愛好会』で精力的に生放送をされているようだ。

 →ニコニコミュニティ『天体観測愛好会』
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ニコニコ星空観望会なんてできないだろうか
2010-03-07 Sun 00:07
ここ2週間まともに晴れません。で、妄想です。

100305.jpgニコニコ動画という動画投稿サイトの生放送機能を使えば、観望中の風景(夜だからつまらないけど)だけでなく、望遠鏡の視野もネット配信できるはずだ。天文イベントのときにはリアルタイム画像を流してくれる公開天文台もあるが、それはごくたまのこと。天文イベント以外の夜にも星は見えているわけで、全国の天体望遠鏡からリアルタイムで画像が流れていたら、自分のところは曇っていても星見ができてしまう。ニコニコ生放送はコメントを書けるので、あれ見せろこれ見せろと、生放送主さん対応に追われて忙しいかも。でも、おもしろそう。誰かやってくれないかなぁ。
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この星に、ねこがいる幸せ。 岩合光昭写真展「ねこ」
2010-03-06 Sat 00:21
1003052.jpg東京日本橋三越本店新館ギャラリーで動物写真家岩合光昭氏の写真展「ねこ」が開催されている。じゃりン子チエに出て来るジュニアそっくりなこいつの風貌がいい。「エジプトへ何しに来た」という気迫に満ちているではないか。
猫好き、犬好き、馬好き、、、。動物たちの個性はそれを好きになる人間の個性でもあるらしい。
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今夜は寒い雨、明日は22度の予定
2010-03-05 Fri 00:00
今夜も雨です、昼間は寒かったです、明日は午後から晴れて22度になるらしいです、きっと夜は朦々たる湿気で結露がひどく不愉快な星見になる事でしょう。
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まだまだよく見える火星の模様
2010-03-04 Thu 00:01
mars1003031.jpg今夜の観測:冬とは思えない様な悪天が続き、まともな観測は一週間ぶり。ε Aur3.7等、T Mon6.5等、U Mon6.1等、U Ori6.7等。火星は視直径12″を切ってますます小さくなっているが、模様は思った以上によく見えている。12月と1月に集中して眺めていた慣れがあるのかもしれない。2倍の視直径になる2018年にはどれだけ見えるのか空恐ろしくなる。
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天気が悪いのでテルミンのことなど
2010-03-03 Wed 00:12
1003022.jpegテルミンも最近ではかなり知名度が高まり、みなさんもその名前くらいは耳にした事があるでしょう。しかし、どんな楽器でどんな仕組みでどんな方法で演奏するのかご存知ない方も多いはず。天文とは直接関係ないですが、電子機材ということで科学の心を揺さぶられる方もいるに違いないと予想してテルミンについての簡単な紹介をしてみましょう。

050924.jpgどんな楽器:ロシアの物理学者でチェリストのレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士(1896-1993;左上)によって1920年に発明された最古の電子楽器。その後、テルミン博士はロシア革命の時代の流れに翻弄され、まさに小説よりも奇なる生涯を送った。その辺りのエピソードは映画『テルミン』に詳しく、ドキュメンタリーとしてもお勧めできる映画だ。

どんな仕組み:周波数のわずかに異なる二つの高周波発信器の共鳴を利用した楽器。それだけではただ唸っているだけだが、片方の周波数は固定、もう片方の周波数は可変にすることで、唸りを微妙に変化させて音階を作れるようになっている。その周波数を可変にするバリアブルコンデンサーが演奏者の体とアンテナとの距離というわけだ。テルミンは触れずに演奏する珍しい楽器ではあるが、人体そのものが楽器の中に組み込まれているとも言える。

1003023.jpg演奏方法:演奏は自分とアンテナの間の空間に手をかざし、位置を微調整することで音階を作って行く。まさに真空のエネルギーを紡ぎだすといった感じで、場の量子論的楽器とでも言えよう。

市販されている製品:(1)最もポピュラーなスタンダード機はMOOG社EtherwaveTheremin(国内価格本体約6万円、他にアンプ、コード、スタンドなどが必要;右上)
(2)テルミン演奏の第一人者竹内正美氏のマンダリンエレクトロン社が製造販売しているかわいいマトリョーシカ型テルミン=マトリョミン(約44016円;右中)
100302.jpg(3)『大人の科学マガジンVol.17』付録のテルミンmini(2300円;右下)は、よくぞこの価格で作った驚きのコストパフォーマンス。テルミンはどんなものかを手軽に知る良い教材だ。そうは言っても演奏は決して容易くはない。容易くはないが、もしも巧く音が出せずちゃちなオモチャだと諦めかけたらその前に、名手たちの演奏をぜひご覧あれ。
(4)『大人の科学製品版 テルミンPremium』(9975円)、この製品だけは実物を知らないが、評価記事を読む限りではお勧めできる。お小遣いに余裕があるなら、テルミンminiではなく音量コントロールのできる2本アンテナ型テルミンPremiumを購入して、より本格的に演奏を楽しまれるのが良いかと思う。

[参考書]『テルミン エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男』 竹内正実著 岳陽舎 2000年 2100円
『テルミン 不思議な電子楽器の誕生』 尾子洋一郎 ユーラシア・ブックレットNo.83 東洋書店 2005年 630円
[教則本]『テルミンを弾く』 竹内正美 岳陽舎 2002年 5500円
マトリョミン教則DVD「マトリョミン演奏の手引」 マンダリンエレクトロン 2006年 2100円
『テルミン学習帳』 佐藤沙恵 ASCII 2008年 2580円
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