33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
また新たな薬害が発生しませんように
2013-03-31 Sun 00:00
4月から子宮頸がんなど3ワクチンが定期接種の対象になるらしい。これについての朝日新聞の記事(2013年3月30日9時41分)は、

子宮頸がんのワクチンを巡っては、ほかのワクチンに比べて副作用報告が多いと懸念する声がある。失神やけいれんが目立つことから、厚生労働省は「注射針を刺すことが影響している可能性がある。中止するほどの重大な懸念はない」としている。

と書いている。これでは子宮頸がんのワクチンの副作用報告が多いことの説明にも、中止するほどの重大な懸念はないことの説明にもなっていないのに、それについての朝日新聞としてのコメントは無い。そればかりでなく、重い副作用被害が出ても補償されるから心配ないと言いたげな書き方だ。
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GLOBE at NIGHT 第4回
2013-03-31 Sun 00:00
1301102.jpg今日からGLOBE at NIGHT

 第4回:3月31日(日)~4月9日(火) 観測対象:しし座

1303291.pngしかし、ここのところ天気が悪すぎ。3月14日以来観測小屋で星を見ていない(曇り空の月面Xが唯一)。さらにこの先10日間に星の見える夜は何日あるだろうか。
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ハザードラボの地震予測が消えた茨城県南
2013-03-30 Sat 00:00
1303292.jpg予測の精度が高いと噂の地震予測検証 防災情報「Hazard Lab(ハザードラボ)」だが、久しぶりに茨城県から地震予測の印が消えた(北茨城はちょっと掛かっているが)。3日前、縦揺れで始まる震度3の地震が続けて2件あって冷やりとした。首都直下と言われる大地震の予測震源域の一つが今住んでいる茨城県南だから縦揺れ地震には緊張する。ハザードラボの地震予測の印が消えたので安心と感じたという意味ではなく、すぐに再点灯するであろう危うい地雷原の上に住んでいることを改めて考えさせられたということだ。
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パンスターズ彗星を観測できる時期と時間帯を調べてみた
2013-03-29 Fri 00:00
1303141.jpg近日点通過直後のパンスターズ彗星まつりも一段落、今や明け方へ回った姿を捉える時期だ(→AstroArts130327)。私としても20cmで撮影する機会が早くやって来ないかと思っている。

理屈上はすでに日出時に10度以上の高度になっているのだが、周囲を住宅や林で囲まれている我が観測小屋ではいつ頃から見られるようになるのか、その時期をステラナビゲータで調べてみた。観測小屋周囲のパノラマ画像の高度合わせがいい加減なのでだいたいの目安ではあるが、遅くとも4月中旬頃までには明け方の彗星を望遠鏡へ入れられそうだ(巧くするともっと早いかもしれない)。その頃光度は6等台だが望遠鏡的にはまだまだかなり明るいので楽しみだ。

その後減光して行く過程をずっと撮影できるが、11月中旬には視界から完全に去ってしまう。しかし、その頃には既にアイソン彗星が増光を始めているので心はそちらへ移ってしまっていることだろうけど。

それにしても晴れないなぁ。
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まだ見られるのだろうか しし座の超新星二つ
2013-03-28 Thu 00:00
M65の超新星SN2013amはどうなっているだろうか。II型はあまり明るくはならないらしい。3月24日に16等とある。もう一つ、昨年末からずっと見えていたSN2012htはまだがんばっているのだろうか。3月20日に16等台後半とあるが、22日の夜以降曇りと雨が続いているので確認できない。
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地元のみなさんへパンスターズ彗星の写真を届ける
2013-03-27 Wed 00:00
1303261.jpg地元の自然観察グループのみなさんと集まった10日のパンスターズ彗星観望会とそれ以外の時に撮った写真を会長へ届けた。その中には会長が撮影した貴重な1枚も含まれていて(78枚の中に1枚だけ彗星と思われる像を見つけ出せた)、とても喜んでいただけた。

次は土星が見やすくなった頃に観望会を予定している。
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近所のケンケン
2013-03-26 Tue 00:08
先々週先週の度重なる強風を経験し、観測小屋の隙間対策の必要に迫られている。今週の休みはスポンジパッキンやコーキング剤で出来る隙間対策をしてみた。

1303251.jpg小屋の中で作業をしていると、近所のケンケンの声がする。静かに小屋から出て探してみると、隣の家の裏手の雑草地の高まりでころんころんのケンケンがこちらを眺めている。

1303252.jpgもうちょっと近くで挨拶しようとそっと近づいたが、そそくさと帰ってしまった。

因に、国鳥が狩猟対象になっているのは日本だけだそうだ。
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NHKオンデマンドで
2013-03-25 Mon 00:00
近頃余裕の無い気分のため、原発記事を読んで紹介するエネルギーすら乏しくなってきた。

NHKオンデマンドで最近見た以下の2本は良かったと思う。
ETV特集 「何が書かれなかったのか~政府原発事故調査」
 何が書かれなかったのか〜書けなかった理由は官僚機構にあるとはっきり延べられている。
NHKスペシャル 3.11 あの日から2年 メルトダウン 原子炉“冷却”の死角
 動力電源無しでも作動する様に設計されている1号機の非常用復水機イソコン(IC)が動いていると思っていた(そう思い込みたかった)のは、過去40年間訓練でも動かしたことが一度も無かったので、誰も正常に作動しているときの姿を見たことがなかったからというお粗末さだった。この操作ミスが明らかになったのは2011年の秋ごろだったと記憶するが、今回改めてこの問題を取り上げた再現ドラマが作られた訳だが、当時の報道と同様に、この原発事故の原因を運転員の操作ミスレベルの人災に押し込めようとする意図が感じられて胡散臭さを感じた記憶が蘇って来たが、今再度この問題をクローズアップさせる意図は何なのだろうか?以上、推敲不十分な文章で済みません。
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宇宙の年齢138億歳
2013-03-24 Sun 00:00
2009年5月14日にESA(ヨーロッパ宇宙機関)が打ち上げられた宇宙背景放射観測衛星「プランク」による全天マップが発表された。これまでのNASAの観測衛星「COBE」(1989年打ち上げ)と「WMAP」(2001年打ち上げ)による全天マップを遥かに凌ぐ精細さで、予測されなかったエネルギー分布の非対称性なども描き出した。宇宙の年齢は138億歳へ、ハッブル定数は67.15±1.2km/秒/Mpcへ修正されることになる。ダークエネルギー、ダークマター、普通の物質の割合も少し変更された。
[写真提供:ESA and the Planck Collaboration]
1303231.jpg

AstroArts:「プランク」が宇宙誕生時の名残りを最高精度で観測
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M65に超新星 だが当分晴れそうにない
2013-03-23 Sat 00:00
meinekoさんによるとM65に超新星らしい。発見者の菅野松男さんは、高見沢さん、板垣さんに続き、日本人3人目の「新天体発見三冠」だそうだ。
 →IAUのCBAT"Transient Object Followup Reports"

M65とは見易い位置だが週明け月曜日まで当分晴れないよ。

[追記]新星、彗星、小惑星、新変光星、そして超新星で5冠達成の快挙だそうだ。
[追追記]正式名称 SN2013am
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まだまだ終わらんぞ大風 そしてパンスターズ彗星
2013-03-22 Fri 00:00
夜半過ぎてからまたもや大風が吹き始めた。もう一度書いておこう、10日大風、11日大掃除、13日超大風、18日朝大掃除、18日大風、19日掃除、そして21日夜中に大風。直前には雨の音がしていたし、この前の掃除の後に隙間にタオルで詰め物をしておいたので心は夢心地で穏やかだった。実際、起きてから点検したところそれほど酷い埃の堆積は無いので、タオルの詰め物が功を奏したと言えそうだ。しかし、毎回こんな詰め物をするのも面倒くさいのでもっとスマートな方法を考えたいところだ。

1303211.jpg帰宅した時点で西の方角にも晴れ間があったので18時半頃第2観測所へ行ってみた。今夕は西から20度北へそこから10度上にパンスターズ彗星はいるはず。何枚か探索撮影をする内に写り始めたので、それを使って10cm双眼鏡にも導入する。コマの明るさは3月12日頃に比べて明らかに暗くなっていて3等台に感じられる。近日点通過の頃に比べて尾の向きが随分北向きに変わって来た。

1303212.jpg

アンチテイルについてはその後も世間の話題に上がって来ないのでアーティファクトだったのだろう。今日の写真からはそれらしいスパイクは見られない。
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EdgeHD800とTS-65Pを同架
2013-03-21 Thu 00:00
観測小屋落成時にお借りした2本の鏡筒は眼視用のC8と撮影用のNCT-12をマッチプレートで同架して使っていた(約16kg)。その後C8をお返ししEdgeHD800へ変更したが載せ方は同じだったので(約17kg)、さすがのEM-200でも荷が重かったと思う。

高速で自動導入するかすてんまへの負担を軽くするためにEdgeHD800とNCT-12を載せ替えて使おうと思ったのだがこれは案外面倒くさかった。そもそもなぜ載せ替えようと思っていたかと言うと相変わらず眼視はEdgeHD800、撮影はNCT-12と思い込んでいたからだ。しかし、EdgeHD800での撮影が案外快適な事が分かって来たのでそれを主軸に組み直してみた。

1303071.jpg眼視にも撮影にも使える主鏡としてEdgeHD800を載せ、そのガイド鏡としてTS-65Pを同架(約13kg)。火星が近づく時期にはもちろんこちらがスケッチ用の主力機になる。
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十日で3回の大掃除 夜は朧な月面X
2013-03-20 Wed 00:00
1303191.jpg明るいうちに帰ったので小屋の掃除をまたやった。何度でも書いておこう、10日大風、11日大掃除、13日超大風、18日朝大掃除、18日大風、19日掃除、と十日間に3回の大風が吹いたおかげで3回の大掃除を余儀なくされた。まぁ、昨日の大風は13日の超大風に比べると汚れ方の程度は軽く済んで助かったけど。1303192.jpgこれで今夜大風が吹いたならば、自分の隠された能力に笑うしか無い。

1303193.jpg夕方になると厚い雲が出て来てパンスターズ彗星は無し。21時半ころ月面Xが見られるという事だったが、21時を待たずにすでに朧月なので皆曇になる前に撮影。月面Xを撮ったのは初めて。次回は5月17日20時半ころ。

 →参考:月面X
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嵐を呼ぶ男
2013-03-19 Tue 00:00
1303181.jpg3月10日強風、11日観測小屋の大掃除、13日暴風、18日日の出から大掃除、18日8時頃から強風、、、せめて1週間くらい保てば良いと思いながら掃除したのに1時間も保たなかった、、、(涙)
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アンチテイル?
2013-03-18 Mon 00:00
13031605.png3月16日に撮影したパンスターズ彗星画像についてS.Uさんからご指摘いただいたアンチテイルの件だが、同じ夕刻に撮った他の画像についても調べてみた。

なにしろかすかなものなので画像処理をしてもあまりはっきりと浮き上がっては来ない。その中から4枚を選んで並べてみたが、どうだろうか。複数フレームで同一方向へなにやらトゲのような物が出ている様に見えないでも無いので、単なるノイズでは無さそうだ。しかし、レンズ特性による光条も考えられるし、何と言っても他の観測者からアンチテイルの話題が全く聞こえて来ないのだから、アーティファクトの可能性が高いだろう。次の撮影の機会を待ちたいと思う。
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4日振りのパンスターズ彗星
2013-03-17 Sun 00:00
1303160.jpg晴れているので霞ヶ浦の近くの田圃の脇でパンスターズ彗星見物。日毎に自宅から近い場所に陣を張る様になって来た。手抜きではなく、地べたからでも十分見られるから。

1303162.jpg尾の長さは30分程度だろうか。イオンテイルが写り始めたと言う情報もあるが、それらしき物は写っていないようだ。しかし、上方向へ伸びる尾の他に左側へ発散する尾もある様に感じられる。
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岩本彗星 久しぶりに日本人発見の彗星
2013-03-16 Sat 00:00
C/2013 E2 (Iwamoto)、久しぶりに日本人の名を冠した彗星が発見された。発見者は徳島県の岩本雅之さん、おめでとうございます。デジカメでの発見は日本人初の快挙だそうだ。現在、明け方の東の空で14.4等。残念ながらかすてんまの位置からは当分見られそうにない。

昨年7月4日の「おそらくヒッグス粒子発見」発表以降に蓄積されたデータ解析の結果、「ますますヒッグス粒子らしさが高まった」とCERNが発表したらしい。
 →LHC アトラス実験:新しい結果は、CERNで発見された粒子がヒッグス粒子であることを示唆

1303151.jpg夕方の西空が晴れているとついつい霞ヶ浦へ足が向いてしまう。仕事帰りに「念のため」寄って来た。だが、昨日同様に綺麗な夕焼けは見えたが彗星は雲の向こうだった。
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月とパンスターズ彗星の縦並びは見られず
2013-03-15 Fri 00:00
1303142.jpg「私のパンスターズ彗星出張観望はこれが最後」と二日前に言ったその舌の根も乾かぬ間に今夕も霞ヶ浦の堤防へ繰り出した。三日月とパンスターズ彗星が縦に並ぶのを見たかったからだ。月はこんなにきれいに見えているのにその下の雲は動かない。雲と雲の隙間から見えることを期待してしばらく撮影と眼視での探索をしてみたが、結局雲は居座り続け18時半に撤収。

久しぶりに夜の観測。小屋へ入ると舞い上がる埃がライトの光に浮かび上がる。10日の大風翌日11日に拭き掃除を行った小屋内が13日の暴風で再び埃まみれ。悲しい、、、。。

1303143.jpgアイソン彗星(C/2012 S1 ISON) 吉田誠一さんのページによると3月初めに14.9等。ガイド失敗。

1303144.jpg超新星SN2012ht いつまで写るんだろうか。
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春の大嵐
2013-03-14 Thu 00:00
前日の穏やかなパンスターズ彗星観望日とは打って変わり、その夜半過ぎから吹き始めた南西風は日中いっぱい猛烈な勢いで吹き荒れ、丸一日経った今もまだ納まらない。10日の大風の後11日に掃除した観測小屋の中は再び埃まみれになっていることだろうな。それにしてもこの風、なんなんだ。
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パンスターズ彗星まつり最高潮!
2013-03-13 Wed 00:00
1303123.jpg強い風がかなり納まった今夕、そろそろ夕刻の観望を打ち上げにするつもりでヨメさんといつもの展望櫓へ向かう。正面に富士山が見える程の透明度なのだが西の低空には雲がべったり居座っている。風がないだけに動く気配もない。昨日ここでお会いしたOさんが既に来られていた。私もさっそくいつもの機材をセットアップ。と、「下の堤防に怪しい動きをする人がいる」とヨメさん。しばらくすると怪しいみゃおさん登場。

1303121.jpg18時05分、高度10度を切った直後に早々と撮影と10cm双眼鏡への導入ができた。それからしばらくすると、今度はちびっこたちの声。職場の友だちが天文少年と天文少女を連れてやって来た。その頃、彗星は厚い雲に阻まれていたが、みゃおさんがしばらくの間子どもたちのお相手をしてくれていた。

1303122.jpgTOASTで追尾しながらときどき撮影をして彗星が雲を抜ける瞬間を待つこと15分、雲の隙間に輝く彗星が現れた。「それ、見ろ!」、、、「見えた!」「うわぁ〜!見えた〜!」「見えた!」歓声の中にパンスターズ彗星まつりは最高潮を迎えるのだった。その後、双眼鏡で見えなくなるまで観望と撮影を続けながら、天文少女はみゃおさんに懐いて遠くの光を双眼鏡で楽しみ、天文少年は持参したラプトル50で木星などを夢中で眺めていた。

1303131.jpg機材の撤収をしながら、稲敷の台地の際にみゃおさんが見つけてくれたカノープスを皆で代わり番こに双眼鏡で観望し、1年伸びた寿命を祝いながらお開きとなった。

[追記]翌日、天文少女からみゃおさん宛のラブレターを預かることになった。

私のパンスターズ彗星出張観望はこれが最後になる。強風の中での地元の方々との観望会、思いがけない出会い、ちびっこたちの参加、延べ21人が集まったパンスターズ彗星まつり、楽しい3日間だった。最後に、近日点通過後3日間のパンスターズ彗星を並べてみた。
1303101112.jpg
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パンスターズ彗星近日点通過の翌日 眼視でも確認
2013-03-12 Tue 00:00
昨日の記事に書いた様に、注目のパンスターズ彗星近日点通過日は午後に寒冷前線通過による短時間の雨とその後の強風のおかげで、前日まで視界を遮っていた春霞と砂埃が若干取り払われて夕暮れを迎えた。それでも4cmと10cmの双眼鏡による眼視で見つけるのは難しく、TOAST+180mm望遠での撮影画像を処理してようやく彗星を見つけ出せた。

1303111.jpg昨日の寒冷前線通過以後夜半過ぎまで吹き荒れた強風のおかげで春霞と砂埃はすっかり取り払われ、今朝は気温も下がり真冬を思わせる快晴の青空が広がった。この空気が夕方まで保てば、すばらしい観望日和になるはず。それを念じつつ午後は埃まみれの観測小屋の掃除に勤しんだ。

1303112.jpg日中の気温もさして上がらず快晴が夕刻まで維持されて絶好のパンスターズ彗星日和となった。17時30分頃からいつもの観測場所で準備開始。隣町から撮影に来られたご夫妻、そしてご常連の巨木会会長ご夫妻が来られる。17時50分頃から昨日同様に4cmおよび10cmの双眼鏡とTOAST+180mm望遠で探し始める。昨日の写真から彗星とランドマークとの位置関係が分かっているので今日の導入は容易いと侮っていたのだが、またもや双眼鏡では見えて来ない。吉田誠一さんのページによると現在1.6等とのことだが、光度以上に手こずるなぁ。
1303113.jpg漸く18時17分に撮影画像から位置を特定でき、10cm双眼鏡への導入に成功。強い中央集光と左上へなびく尾の様子も眼視で分かる。1303114.jpg写真から尾の長さはおよそ0.3度かそれ以上と推計。[写真はISO100F2.8露出5秒、右は彗星部分の拡大]
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パンスターズ彗星近日点通過
2013-03-11 Mon 00:00
1303101.jpg天気予報は晴れだが朝は皆曇、昼から薄日は射すが強風で砂埃やら黄砂やら花粉やらが吹き荒れる大荒れの一日。Mapionの予報通り一雨来れば御の字だ。

1303103.jpg寒冷前線通過に伴い15時半頃から30分程ひと雨降ったがその後も皆曇状態。こりゃダメだとは思ったが17時過ぎにいつもの展望櫓へ向かう。着いた頃から西の空に晴れ間が広がって来た。HAL三脚とHF架台に10cm双眼鏡を載せ、TOASTには180mm望遠を載せて準備をしておく。今日は地元の自然観察グループ(巨木会)のみなさんといっしょに観望会だ。みゃおさんも駆けつけてくれた。いやぁそれにしてもものすごい強風。

日没を過ぎた頃から4cm双眼鏡と10cm双眼鏡でパンスターズ彗星を探し始める。18時を過ぎて雲は少なくなり空の暗さも増して来る。今日は見つけられそうだとみゃおさんと話す。が、18時が15分過ぎ20分過ぎても眼視では見つけられない。その間もTOASTに載せたカメラはリモコンでシャッターを押し続ける。

1303102.jpg18時25分を過ぎて追跡を断念。とうとう眼視では見つけられなかった。参加のみなさんに双眼鏡で見ていただけなかったのは残念だが、写真にはちゃんと写っていた。これはほぼ最後の頃で高度2度辺りだ。TOASTに載せてISO100F2.8の露出2秒、左上(東)へ向かってうっすらと尾も写っている様に見える。彗星部分を白黒反転させたが思った程はっきりしなかった(右)。1303104.jpg

さて、夜になって星がすっきりと輝き出したが強風は止まず観測はできない。この風が納まれば明日こそ最大のチャンスになるだろう。
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パンスターズ彗星近日点通過まであと数時間
2013-03-10 Sun 00:00
パンスターズ彗星近日点通過前日の観測へ行って来た。

1303091.jpg今日は全日快晴だったが花粉と黄砂の酷い一日だったようだ。私は幸いな事に今のところ花粉症は発症していないが今日は相当に酷い日だったらしい。この写真は車に乗せてあった溶接用眼鏡をフィルター代わりに撮った日没直前の太陽。この少し前に眺めたヨメさんはリングが二つ見えると言っていた。聞く所によると花粉によるリングと黄砂によるリングらしい。

1303092.jpg今日も春霞と黄砂が酷かったが昨日のような雲は無く初見の期待があったので、180mm望遠、Teegul-100、4cm双眼鏡を準備して行った。日没から30分以上双眼鏡で走査してみたが眼視での確認はできなかった。その間に望遠数秒露出でも撮影しておいた。ノイズの様にも見えるが、複数枚に移動しながら連続して写っている様なので一応パンスターズ彗星と考えた。


1303093.jpg超新星SN2012ht 昨夜よりも若干透明度回復。
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パンスターズ彗星 いよいよ国内でも観測
2013-03-09 Sat 21:31
パンスターズ彗星が日本国内からも観測され始めた。

日本一低空に強いと言われる埼玉県の門田健一さんが、薄明の光を消すIバンドフィルターを使い3月8日の日没後15分の高度4.8度で存在を確認したと言う。
 →AstroArts:日本の空に姿を現したパンスターズ彗星

今日は星天の会の(の)さんも自宅観測所から撮影成功。
 →星天の会掲示板 パンスターズ彗星

また、「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン」にも3月1日以降続々と目撃報告が届き始めている。ただ、残念ながらいまのところそのほとんどは他の星や飛行機雲などの誤認と思われるのでご注意を。彗星が見えている時刻や高度や尾の方向など天文ファンであれば間違えないはずのところを見落としているということは、裏を返せば普段星を見ない人がパンスターズ彗星に興味を持って夕空を眺めてくれているということで、キャンペーンの目的は達成されていると言って良いのかもしれない。とは言えちょっと、、、。
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パンスターズ彗星近日点通過まであと2日
2013-03-09 Sat 00:00
1303083.jpgパンスターズ彗星が日本の夕空に登場する日が目前だが、ここへ来て空はすっかり春霞と黄砂に覆われてしまった。頭の上の木星は見えていたのだが低空は筑波山も霞む程の透明度の悪さだった。1303081.jpg[右図は気象庁の黄砂予報(3/8~3/11の15時)]


今年も晏次郎さんがひな人形をアップしていた(→間に合うのか?)。昨年の「ほんの少しだけ妻にも手伝いをさせてやった(^^;」という下り(→桃の節句だが)については詳しいこだわり事情をお聞かせいただいた(→コメント)が、今年は「飾り付けの際には、妻と娘達が何としても手伝うと云うので、道具類のみ飾る(触ること)ことを許した(^^; 」と、強気な口調とは裏腹に晏次郎さんがジリジリと後退を余儀なくされている姿が目に浮かんでニヤリとしてしまった。

1303082.png晏次郎さんのところなら海まで出れば西側は水平線まで見られてパンスターズ彗星観望には絶好のロケーションのはずだが、北海道は積雪だけでなく今も降り続く雪でそれどころではなさそうだ。

晏次郎さんのことを書いたついでに霞ヶ浦・稲波のオオヒシクイの北帰について書いておこう。3月1日に82羽全羽が北帰の途についたが2日後の3月3日に7羽が戻り3月5日にその7羽も北帰したようだ(→稲波干拓から今日のオオヒシクイ)。第1陣は豪雪の北海道へ向けての飛翔となったが、7羽は途中まで飛んでこりゃだめだわと引き返したのかもしれない。そのまま行ってしまった75羽は大丈夫だっただろうか。この秋、何羽が元気に戻って来るのかちょっと心配している。

1303084.jpg超新星SN2012ht 春霞の中でなんとか踏ん張っている。

13030801.jpgM3 メシエ天体アルバムを差し替え。今夜の2枚は補助ガイドをしたので流れずに済んだ。
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EdgeHD800とレデューサーの相性
2013-03-08 Fri 00:00
バッフルチューブ内にフラットナーレンズが内蔵されたセレストロンのEdgeHDシリーズには専用レデューサーが必要だと言われている。しかしEdgeHD800は専用品がいまだに発売されていない。「これまでに市販されているx0.63レデューサーは使えるのか使えないのか」についてネットで調べても、これで解決という記事が見当たらない。それならばということで、ダメ元でレデューサーを入手してテストを始めたことはEdgeHD800とレデューサーに書いた。

あの時はタカハシのカメラアダプターTCA-4を介して接続したためレデューサーとカメラとの距離が離れ過ぎて(いわゆるバックフォーカスが長くなり)コマ収差がより目立ったようだ。やりかけたので、その後もいろいろと買い集めていろいろなパターンを試してみた。

レデューサーとアダプターとの接続は6パターン。レデューサー無しでT-Adapterを9.5cmと6.5cmとする2パターン。レデューサーありでT-Adapter9.5cm、6.5cm、BORGリングの組み合わせ4.5cm(回転装置あり)、BORGリングの組み合わせ3.2cm(回転装置無し)の4パターン。

それらをまとめたのが以下の写真。

1303031.jpg

レデューサーありで、アダプター9.5cmでは画角の1/2に、アダプター6.5cmでは画角の1/3に酷いコマ収差が出るが、4.5cmになるとコマ収差はほとんど気にならなくなる。ちなみに、TCA-4では13cmなので中心部以外はコマ収差だらけになる。この他の注意点としては、レデューサーを使うと周辺減光は目立って来る。

以上、簡単なテストだが「これまでに市販されているx0.63レデューサーをEdgeHD800で使う場合には、レデューサーとカメラとの間隔を短くすることでコマ収差を軽減でき使用に耐えられる」ということで一応の結論としたい。
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パンスターズ彗星近日点通過まであと4日
2013-03-07 Thu 00:00
1303061.jpg今日の日没時高度は3度。5度以下は春霞か雲かに覆われているので、これではたとえ金星でも見えはしないだろう。明日は日没時5度、近日点通過日は10度になるので条件は良くなって来る、はず。


昼間の暖かさが空へ昇ったのか春霞がかかってぼんやりした星空。今夜は休観・休測。
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パンスターズ彗星近日点通過まであと5日
2013-03-06 Wed 00:00
1303051.jpgパンスターズ彗星(C/2011 L4)の近日点通過まであと5日。今日の日没時には高度はわずか2度。光度も2.5等ほどなので双眼鏡でも見えるはずは無いが、近日点通過時点からの本格的観望に備えて観測予定地へ行って眺めて来た。


1303052.jpgアイソン彗星(C/2012 S1 ISON) 初めて青緑のイオン色が写った。

1303053.jpgギャラッド彗星(C/2009 P1 Garradd) 存在が分かる程度の写り。

1303054.jpg超新星SN2012ht まだまだ元気。
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「クオークカードディーラー」
2013-03-05 Tue 00:00
1302153.jpgこの前、何を検索していた時だったか『クオークカードディーラー』のページに迷い込んでいた。おなじみのカソクキッズに似たキャラクタが描かれたクォーク反応をゲーム化したカードだという。夏のKEK一般公開日や秋のつくば科学フェスティバル(行ったのに見落とした)等でも出展されていたらしい。

 →KEK一般公開(9/2)で出展
 →つくば科学フェスティバルに出展(11/18)

物理学の最先端の話が、『クォーク・カード・ディーラー』や『カソクキッズ』などを通して、より多くの一般の方々、特に若い人たちの間へ浸透して行くと良いなと感じている。ただ、カードを交換するという遊び自体が見えていないこのおじさんには説明を読んでもいまいちピンと来ていないのだが。

現在、希望者にはサンプルを郵送してくれるので、興味のある方は『クオークカードディーラー』のページの問い合わせフォームへ。
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2月の晴天日数
2013-03-04 Mon 00:00
_______五昨年_四昨年_三昨年_二昨年_一昨年__昨年__今年
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2月はこれという天文現象は無いと思っていたら、小惑星2012 DA14の大接近、パンスターズ彗星の準備、観望会手伝い、『数学ガール』とデートなどなど、とても中身の詰まった一月だった。

パンスターズ彗星、日本登場まであと1週間。吉田誠一さんのページで現在2.5等。予想光度曲線よりも明るい側に外れかけていないか?南半球からはイケルんちゃう?という便り。

1303032.jpg超新星SN2012ht 曇りの隙間からパチリ。EdgeHD800+レデューサー(x0.64)。NGC3447もけっこう写っている。
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