33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
四日市市立博物館 3月リニューアルに『星のふるさと』も一役
2015-02-24 Tue 00:00
1502191.jpg数日前に「星が好きな人のための新着情報」にも載っていたのでお気付きの方もいられると思うが、四日市市立博物館が3月21日にリニューアルオープンする。
 →四日市市立博物館
 →リニューアルの概略

このリニューアルには自分的には目玉が二つある。
一つは市立博物館の中に「四日市公害と環境未来館」が併設されること。
もう一つはプラネタリウムのリニューアルオープニング番組に鈴木壽壽子さんの『星のふるさと』が使われていること!

館から届いたオープニング番組のシナリオを読ませていただいたが、何箇所かに『星のふるさと』の文章がちりばめられている。それ以外にも、内容的に『星のふるさと』のイメージと重なる部分が数箇所あり、シナリオに関わった方々があの本を読み込んでくれたことが感じられた。番組完成までにはまだ手直しはあるだろうが、この投影はぜひ見に行きたいと思う。

館とは別に四日市の知人からこの知らせをもらった時、「2009年12月に四日市へ行った時には、四日市は公害を歴史の彼方へ押しやろうとしているのかなと感じるところがあったので、今回の事は自分の印象が間違っていたことに良い意味で驚きと安心を感じた」と返信したところ、「井上前市長は、四日市公害裁判の原告(住民)側弁護団の一人でしたが、市長就任後は四日市公害問題については極めて冷淡でした。このたび環境未来館がオープンするのは、市議時代から四日市公害資料の保存について関心を持っていた田中市長になったからです。現在、四日市公害についての市民の関心は高いとは言えませんし、住民にはコンビナート関係者も多く、感じ方、考え方はさまざまです。市立の資料館ではそうした複雑な市民感情に応えなければなりません。行政が現代史を扱うというのは、ほんとうに難しいことだと感じています。ですが、この数年、判決記念日の集会に、コンビナート企業も参加するようになりました。そういうことが可能になるには、一定の時間が必要だったのだろうとも思います。」という返事をいただいた。

これを読んで、2009年時の自分の印象があながち的外れではなかったことを改めて知ることができた。わずかな滞在時間だったが、前市長時代の空気の残り香をどこかに感じたのかもしれない(我ながら鋭い嗅覚?)。町の繁栄が公害企業に依存しているというのは、四日市に限らず水俣でも福島でも典型的な構図で、当事者が歴史に正面から向き合うにはある程度の時間が必要なのは仕方がないと思う。ここまで50年の時間を要したが、四日市の試みには精神の健全さも感じられる。

そして、近いうちにまた鈴木壽壽子さんのお墓詣りを兼ねてリニューアルされた四日市市立博物館および四日市公害と環境未来館を再訪したいと思う。鈴木さんの地元で、鈴木さんのメッセージが次の世代の子供たちの心へ拡がっていきますようにと祈りながら、、、。
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