33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
内田樹:旦那芸について
2015-05-01 Fri 00:00
・内田樹:旦那芸について
 「経験的に言って、一人の「まっとうな学者」を育てるためには、五十人の「できれば学者になりたかった中途半端な知識人」が必要である。非人情な言い方に聞こえるだろうが、ほんとうだから仕方がない。」
 「「自分はついにその専門家になることはできなかったが、その知識や技芸がどれほど習得に困難なものであり、どれほどの価値があるものかを身を以て知っている人々」が集団的に存在していることが一人の専門家を生かし、その専門知を深め、広め、次世代に繋げるためにはどうしても不可欠なのだということを申し上げているのである。」
 ちっとも非人情とは思わないし、本当にその通りだと思う。なるほど、物理学者になれなかった自分には「まっとうな学者を育てるために必要だった中途半端な知識人」という1/50、、、いやいや、そこまでもいかない「まっとうな学者を育てるために必要だった中途半端な知識人」を育てるための1/2500といったところだろうが、それでも立派な存在理由である。これは内田氏がやっている能や謡にとどまらず、いろいろなことに通じると思う。自分のことやまわりの人たちを眺めてとても納得が出来る。

なんだか忙しくて毎月1日の恒例記事「星空予習」の5月分を作り忘れていた。
別窓 | 雑感 | コメント:4
<<5月の星空予習 | 霞ヶ浦天体観測隊 | 同好会例会で大漁>>
この記事のコメント
 内田氏のおっしゃることはいつもなかなか難しいですが、どうやら私がいつも考えている「科学の広報普及のためには、○○オタクである○○科学のファンを大切にしないといけない」ということと同じことをおっしゃっているのですね。(○○は、加速器でも別種のメカでも天文でもかまいません)
  かすてんさんは、中途半端とかオタクではなく「セミプロ」でしょう。
2015-05-01 Fri 14:22 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>科学の広報普及のためには〜

科学そのものの発展のためには〜ではないでしょうか。

>かすてんさんは、中途半端とかオタクではなく「セミプロ」

いつも言っているようにS.Uさんの買いかぶりすぎです。S.Uさんの目は節穴になってしまいます。
2015-05-03 Sun 18:49 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>科学そのものの発展のためには〜
 そうでしたね。内田氏もそういう意味になることを書いています。

 まあ、私どもは、日頃より「科学そのものの発展のために、広報普及は必要である」ということを前提にしていますので、それでも同じ結論になります。

>節穴
 私の目が節穴なのは、昔からそうですが・・・(笑)。それでも、物理でも天文でも、かすてんさんのような方を、単に、物理オタクとか愛好者とかアマチュアとかではくくれないように思います。また、ここに投稿される熱心な天文観測家の方々についてもそのように感じます。
 広いくくりでは「アマチュア研究家」なのでしょうが(私も天文は自称そうです)、プロに準ずる精神と訓練で、現に世の科学のために貢献している人には、「セミプロ」でなくても別の呼び名があって良いと思います。
2015-05-04 Mon 08:42 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>私どもは、日頃より「科学そのものの発展のために、広報普及は必要である」ということを前提にしていますので、それでも同じ結論になります。

広報の本質的な意義はそこですね。
少年少女の時代に科学嫌いにさえしなければ私レベルの科学好き人間にはそのままなるでしょう。そういう若い人が増えてくれればその中からS.Uさんレベルの人もたくさん生まれて、その中からさらに科学の世界を牽引するレベルの人が生まれます。そして、一人一人は科学の発展のための累々たる屍ではなく、各方面へ拡散して行くことが科学全体の腰の強さになるはずです。

>「セミプロ」でなくても別の呼び名

この概念を表す呼び名はまだないと思うのでこれからも考えていきましょう。
2015-05-05 Tue 10:20 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター