33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
著作権と著作者人格権
2016-09-11 Sun 00:00
・気象庁の著作権と著作者人格権
 気象庁の、「All rights reserved Copyright (c) Japan Meteorological Agency」表示をめぐる甲:利用者と乙:気象庁の問答。この違いを区別していないサイトは結構あるかもしれない。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:9
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この記事のコメント
>著作者人格権
 そういうのがあるのですか。勉強になります。
 気象庁のは、予報業務以外の使用はほとんど禁じられていないのですね。それなら「All rights reserved」は実態にあっていないですね。

 測定データのデータベースなどで、出典を書けば、転載自由、改変自由、使用自由だけれども、そのデータを転売するのは禁止という場合は、何と書けばよいのでしょうか。
2016-09-11 Sun 08:13 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>そのデータを転売するのは禁止という場合は、何と書けばよいのでしょうか。
 そう書けばよろしいでしょう、では意地悪でしょうか。
2016-09-11 Sun 20:26 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>そう書けばよろしいでしょう、では意地悪でしょうか
 ははは、おっしゃることに異存はありませんが、そういうことをお尋ねしておるのではございません。

 「All rights reserved」がどうなるのかなぁ、という疑問でした。転売だけはやめてくれ、というのなら「Selling rights reserved」というのでしょうか。ネット検索すると極めて少数のようです。
 そもそも「誰も販売してはいけない」(開発者の意志などによって)場合は、selling rights自体が否定されるので、上のような言い方には違和感が起こります。

 結局、「そう書けば」よいだけのことかもしれません。
2016-09-12 Mon 07:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
私がたびたびお世話になっている国土地理院の成果物である地形図画像の利用にしても、10年前と比べて、国民に広く利用してもらう方向にシフトしているように感じています。出所明記や使用量の制限はあるにせよ、手軽に使えるようになっています。あまりに小口の使用についてはむしろいちいち書類を出さないでいいですよというスタンスのようです。
2016-09-13 Tue 08:24 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>むしろいちいち種類を出さないでいいですよというスタンス
 "All rights reserved" と書いてあっても、案外手軽に利用できる場合もあるからあきらめてはいけない、ということですね。

 地理院の地図は、民間人が営業目的で複製出版する場合は、使用料を払うのでしょうか。

 研究者があちこちに公開されているデータを集めてデータベースを作ったような場合、使用料を受け取る名目が立たないし、創作性のある著作物かどうかすら不明瞭な場合があります。こういう場合は、自分は著作権の主張はしないけれども、他人が勝手に儲けるのは阻止したいということになります。
 著作権がほしい場合は、データベースを論文や解説書とセットにしておけば、一応、著作権は主張できます。
2016-09-13 Tue 13:02 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
種類でなく書類の間違いでした。

>"All rights reserved" と書いてあっても、案外手軽に利用できる場合もあるからあきらめてはいけない、ということですね。
 諦めない方がいいです。例えば地理院の地図に加工を加えた画像でも無制限では無いですがかなりの自由度で利用可能です。地理院で無い者がさも地理院の成果物ですという顔で利用するのは困るということのようです。

>地理院の地図は、民間人が営業目的で複製出版する場合は、使用料を払うのでしょうか。
 いろいろなケースがあリすぎて個々については調べていません。自分の利用範囲であれば申請不要ということを確認するだけでも読んだだけではわかりませんでした。直接問い合わせたら、いつもご利用いただきありがとうございますというスタンスで、予想に反して好意的で却って驚きました。

>自分は著作権の主張はしないけれども、他人が勝手に儲けるのは阻止したいということになります。
 武田先生がよく科学論文には著作権は無いと言っていますが、こういうケースで金儲けされるのは阻止したいですね。
2016-09-13 Tue 17:02 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>いつもご利用いただきありがとうございますというスタンス
 国土地理院は、今でも純粋な「お役所」ですが、世の中変わりましたね。料金をいただこうかいただこまいが「お客さん」という認識がしっかりしてきたのだと思います。

>武田先生がよく科学論文には著作権は無いと言っています
 武田先生の論法は、科学論文は、元来、客観的に自然現象を説明するものだから、個人の思想又は感情を創作的に表現した「著作物」であるはずがない、ということです。まことにごもっともだと思います。
 ところが、学術雑誌にグラフや写真が載ると、その図版には著作権が発生するようです。論文のテキストや内容は著作権がないと言い切れたとしても、雑誌社が図版の著作権を主張すると、図や写真は創意工夫された創作物かもしれないので、なかなか否定しにくく、論文の説得力にとって、図版は命なので、多少面倒くさいことになります。
2016-09-13 Tue 20:31 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ご存じかも知れませんが、最近のwikiなど、「クリエイティブ・コモンズ」などによる一定のルールに則った知的財産の共有・頒布の許可や、積極的に権利を破棄するパブリックドメインの動きが盛んになりつつありますね。

S.Uさんの最初の質問だと、クリエイティブ・コモンズでは例えば「CC BY-NC-SA」などと書いた上で使用を認めることになります。「この著作物はクリエイティブ・コモンズに同意し、著作者明記(BY/Attribution)、非営利(NC/Noncommercial)、使用作品にも条件を継承(SA/Share Alike)とする」の意味です。この表記だと「改変禁止(ND/No Derivative Works)」がないので、改変はして良いことになります。

元々国の予算として税金が充てられ、その結果として国の研究機関による気象データとか地図とか研究論文ができ上がる訳なので、それに著作権が与えられること自体おかしいとずっと思ってました。国の機関が法人として人格を与えられてるとしても同じですね。だれが元のお金を出したかと言うより、だれのための成果物なのかと言ったほうが正確でしょうか。知的財産を「金目のものかどうか」と考え始まった時点で、著作者に対する敬意はもう失われてると感じます。
2016-09-14 Wed 06:46 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
>クリエイティブ・コモンズでは例えば「CC BY-NC-SA」
 ほう、このように書いておくと、いちおう無難なのですね。現代の知識をありがとうございます。

>だれが元のお金を出したかと言うより、だれのための成果物なのかと言ったほうが正確でしょうか。
 そういう視点は重要だと思います。独創的な芸術作品とか特許が認められるほどの新技術は別にして、世の中の大半のものは、「著作権」、「知的財産」の枠組みで捕らえるのは無理があるように思います。

 国立法人の研究成果もそうですが、今知られている自然法則や景観、みんなが共有している知識や文化の多くも、誰かが発掘してくれた財産である場合が多いにしても、個人の所有物になることは意図されていないわけです。誰の所有物でもないなら、それを売ったり買ったりできないのは当然のことで、著作権の有無というのとはちょっと違うような気がします。
2016-09-14 Wed 07:40 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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