33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
小林宙「タネを手放すことは未来を手放すこと」
2020-01-16 Thu 00:00
1912291.jpg『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ
       小林宙著 家の光協会 2019年 1600円

著者の小林宙さんは、2002年生まれの現役高校2年生(2020年1月現在)。幼い頃からタネが好きな子供で、タネが危ないことに気づき、中学3年の時に鶴頸種苗流通プロモーションを起業して、タネの未来を守る活動を始めている。「種子法(主要農作物種子法)」にしても「種苗法」にしても法律の名前は聞いたことがあってもさほど気にしたことはなかったが、食の安全保障の根本を支配していることに気づかされる。しかし、時すでに遅しで、安倍政権のもと種子法の廃止は2018年4月1日から施行されているらしい。今は特例によってコメなど主食には適用されていないらしいが、特例などはそのうちに撤廃される。そして間も無く、次の年に蒔く種籾を自前で残すことすら禁止されるに違いない。
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この記事のコメント
子どもにとって、植物のタネは不思議な力がこもっていて魅力あふれるものですよね。でも、それが保存できなくなりそうだと理解されたのはすごいと思います。

 自然界から取ってくる食べ物は環境の制約で変わっていきますが、人間が栽培・飼育しているものでさえ、制約を受けて古いものがなくなっていくというのは、何とかしないといけないことだと思います。

 何というのかしりませんが、昔の食べ物を食べ続けられる権利・自由はあると思います。
2020-01-16 Thu 12:46 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
広く流通していないタネは、地元でも作っている農家の少ない品種は、そこが蒔かなくなるとそれで絶えてしまうんですよね。また、蒔きたくても、近くで大企業のタネが蒔かれて、花粉の交雑で訴訟でも起こされた日には絶対に生き残れないです。宙くんの懸念のように、タネを握っている大企業は日本の権力も握って、国を支配してくるのでしょう。
2020-01-22 Wed 08:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>農家の少ない品種は、そこが蒔かなくなるとそれで絶えてしまう

 タネは農家が保管しておいても1年以上経つとダメな場合があるそうですね。毎年育てて種取りをしないと発芽しないとか。伝統野菜の農家には負担の大きいことと思います。

 タネの寡占は、食料の安定供給に逆行するものですから、いわばこれは安全保障の最大課題です。
2020-01-22 Wed 12:33 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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